“ローソン×マツキヨ”新展開で何が便利になる?
東京ウォーカー
ドラッグストア最大手「マツモトキヨシ」と、コンビニエンスストア業界2位の「ローソン」が業務提携することが発表され、大きな話題となっている。両社の提携により、私たちの生活のいったい何が変わるのだろう。
まずうれしいのは“薬が買える”ローソンが増えることだろう。
ローソンは現在直営店15店舗で行う医薬品販売を、年内に30店舗に増やす予定だ。9月から登録販売者40人が、マツキヨからローソンへ人材交流の形で赴くという。来年2010年には加盟店にも拡大して100店舗、2011年には東阪名に拡大し500店舗を目指す。夜中に「おなか痛い!」など急病の際、24時間営業のローソンで薬が手に入るというワケだ。
次にうれしいことに、マツキヨで弁当やからあげくんが買えるようになるかもしれない。
両社はPB商品やIT関係を相互活用していくことを発表。いずれはマツキヨでもLoppiが使えて、ローソンにマツキヨの1600ある医薬品や日用品が並ぶかもしれない。両社は合弁会社を設立して来年には“共同開発PB商品”の投入を予定しているというから、マツキヨが手掛けた“メタボ対策弁当”がローソンに登場、なんてことも!?
そしてきわめつけはローソン×マツキヨの“新業態店舗”が登場すること。
2010年に1号店をオープンする、というこの計画、“医食同源”をテーマに、コンビニとドラッグストアの中間にあたるサイズの60〜100坪で展開するという。コンビニでは取り扱えない第1類を含む医薬品の販売と、コンビニや調剤薬局の複合型となる予定だ。もちろんPB商品も販売されるというから、お得感もグッと向上するはず。詳細はこれから詰めていくとのことだが、「ローソン100」の生鮮食品の展開だってあるかもしれない。そうなれば、プチ“スーパーマーケット”の誕生だ。
このような“コンビニ薬局”は、5月に1号店が誕生した「グリーンシア・ミニストップサテライト」が記憶に新しい。こちらはドラッグストアチェーン「ウェルシア関東」の既存店舗内に「ミニストップ」を併設したもの。ドラッグストア×コンビニで、客のニーズに答えようとしている点ではローソン×マツキヨと同じだ。こうした動きが今後、他のコンビニやドラッグストアにも広がっていくかもしれない。
今回のローソン×マツモトキヨシの業務提携による展開の詳細は、これから両社で詰めていくそうだ。だが、私たちにとって魅力のある店になることは間違いないだろう。【東京ウォーカー】
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