全部のせ派?選びたい派?ラーメンのトッピング事情
東京ウォーカー
皆さんはラーメン店に入って、メニューを見て、どれにするか悩んだことはないだろうか?醤油ラーメン、味噌ラーメン、塩ラーメン、つけめんなど幅広いラインナップのところはもちろんのこと、醤油ラーメンに特化していたとしてもトッピングで味付玉子、炙りチャーシュー、メンマ、もやし増量などと書いてあると、目移りしてしまって焦ることはないだろうか?
そんな時、いわゆる「全部のせ」のようなメニューがあれば、とりあえずそれを頼んだり。お客側にとってみれば少しお得だったり、お店側も売り上げが伸びるので、導入しているところも多い。09年8/8に千葉県我孫子駅近くにオープンしたばかりの【浜屋】もそんな一軒。もともとは茨城県利根町にあって、こちらは2号店にあたる。メニューを見れば「特製つけそば」の文字が。いわゆるトッピングがすべて入ったタイプで、チャーシュー、メンマ、海苔、味付玉子などが彩りよく配置されている。濃厚なトンコツ醤油ベースのスープと自家製で平打ちストレート麺のレベルも高く、早くも評判だ。
ところが、それと真逆のスタイルを取る店舗もオープンしたからおもしろい。場所は東京都の亀有駅近く。09年7/24に開店した【つけ麺 道】。こちらは基本メニュー「つけめん」が500円。特注の極太麺に動物系と魚介系の効いたやや甘めのとろみのあるつけ汁。日替わりの薬味が付くものの、これだけでは具がない。そこに各々がチャーシュー、メンマなど好きな具を購入して、個別にカスタマイズするシステムなのだ。
この2店のシステム、どちらがよいかはまだ分からない。これから数か月後、数年後、どう支持されていくかも注目だ。【連載「はんつ流(18)」/フードジャーナリスト・はんつ遠藤】
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