100年続く北海道最古のビヤホールが札幌にあった
北海道ウォーカー
北海道最古のビヤホールが今も札幌のど真ん中で営業中、って知ってましたか? お店があるのは、大通・狸小路商店街(ちなみに、狸小路商店街は札幌で一番古い商店街なんです)。最近ではアジアからの観光客が増え、あちらこちらで新店もオープン、商店街は日々変化していますが古くから店を構える老舗店も数多くあります。2丁目にある「ライオン狸小路店」もそのひとつ。ここが創業100年を超える、ビヤホールなんです。

1914(大正3)年5月1日、札幌麦酒株式会社(のちの札幌ビール株式会社)の直営ビヤホール「ライオン」1号店として誕生したこのお店。昭和30年頃に一度改装を行っていますが、モダンな雰囲気と風格は今もそのまま。

創業間もない頃の店内を写した写真がこちら。札幌市民の社交の場として賑わっていたようすがうかがえますね。

現在の店内はこんな感じです。ステンドグラスやレンガを配した、どこか懐かしさを覚えさせる空間ですね。
来店客の年齢層は幅広いものの、目立つのは年配の方。なかには、40年以上前から通い詰めているという常連客もいるそう。ちなみに、「直営のビヤホール」だったことから、今でも年配の方はお店のことを「直営」と呼んでいるのだとか。
こちらの生ビールはサッポロビール直送、できたての味を新鮮なうちに楽しめます。ビールの鮮度はもちろん、最適な温度管理や磨き上げたビールグラスを使用すること、そしてクリーミーな泡を作り、ビール本来が持つ香りや苦みをより引き出すための注ぎ方にも注力するなど、徹底したこだわりを持っています。
そんな生ビールと一緒に味わってほしい、オススメのメニューはこれ!

ビールにぴったりの一品、スペアリブ2700円。相性抜群のソースで仕上げたライオンの定番メニューです。お次はこちら。

ベーコンやタマネギが入ったジャーマンポテト702円。ジャガイモはキタアカリを使用しています。
ここ狸小路店はビルすべてがライオンの系列店。ジンギスカンやしゃぶしゃぶの専門店もあるので、1階でレトロなビヤホールを満喫したあとには、4階で北海道名物のジンギスカンを味わう、なんていうのもいいかも。

ビアマグを持った人形「ビール男爵」が出迎えてくれますよ!
【北海道ウォーカー/出村聖子】
出村聖子
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