“フェンシング王子”や石原都知事らが「東京オリンピック」招致をアピール
東京ウォーカー
10/2(木)、東京ミッドタウン(東京都港区)の屋外ステージにて、2016年のオリンピック・パラリンピック東京招致をアピールするイベントが行われた。開催都市決定の「BIDDAY」がちょうど1年後(09年10/2)にあたることから、招致気運のさらなる向上を目指して実施されたもの。
“誰もが楽しくできる体操プログラム”として先月発表されたばかりの「TOKYO体操」をマンガ家の蛭子能収とアイドルユニットAKB48の秋元才加ら5名が披露して会場を盛り上げたあと、北京五輪のメダリストたちが次々と登場。フェンシングの大田雄貴、女子ソフトボールの山田恵里、坂井寛子、佐藤理恵、藤本索子、パラリンピック競泳の鈴木孝幸、柔道の内柴正人らがトークショーを行った。
「メダルを獲ったことで、フェンシングというスポーツを多くの人に知ってもらえてうれしい」と語る大田は「マイナーなスポーツを生で見てもらえる機会が増える」と東京開催に期待。
女子ソフト金メダル獲得に貢献した藤本は「ホームゲームだと力以上のものを出せるから、日本人選手にとっても意味のあること」と選手の立場から東京開催のメリットを説明。次のロンドン五輪ではソフトボールが正式競技から外されることもあって、佐藤は「ぜひ東京で開催して、(正式競技として)復活させたい」と話した。
北京パラリンピック男子50メートル平泳ぎで金メダルを獲得した鈴木は「設備だけでなく、人々の意識でもバリアフリーがもっと広まるといい。パラリンピックもオリンピックに匹敵する興奮があるし、東京で開催されたら体感してもらうよい機会」とも。
石原都知事は「メダルが少ない。日本の国力をもってすれば、もっとやれるはず」と北京五輪の感想を述べ、「(東京招致に向けて)国内の盛り上がりがまだまだ低い。金のムダ使いだと反対する人もいるが、オリンピックをやればもうかるんだと言いたい。東京マラソンはことし25万人の参加希望者が集まるほど成功して、220億円の経済効果があった。オリンピックなら3兆円だ」と持論を展開。「東京では環境対策を進めていて、いま47万本の都内の街路樹を100万本まで増やす予定。空気がきれいだし、治安もいいし、おでん・焼き鳥などのメシもうまい。東京という都市のよいところを世界に伝える機会だから、みんな力を貸してくれ!」と集まった人に呼びかけた。【東京ウォーカー/片岡研】
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