230万個のレンガで復元!丸の内に「三菱一号館」公開

東京ウォーカー

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明日9/3(木)に、明治時代に造られた建物を忠実に復元した「三菱一号館」が初公開される。まるでタイムスリップしたかのような重厚でレトロなレンガ造りの建物内には、歴史が分かる展覧会(500円)のほか、入場無料の歴史資料室やカフェも誕生する。

同施設は、1894年に竣工。クイーン・アン様式を用いた赤レンガの建物で、丸の内に初めて誕生したオフィスビルとして注目を集めた。また、同施設完成後に馬場先通り沿いに赤レンガの建物が次々と生まれ、その街並みは“一丁倫敦”と呼ばれ親しまれたという、まさに歴史的な建造物だ。

復元された同施設の魅力は、近代建築の父“ジョサイア・コンドル”が明治に造った様式の美しさ。230万個の赤レンガを中国から運んで職人に手作業させるなど、大掛かりな作業で蘇った同施設は、外から眺めるだけでもほっとするあたたか味のある外観がポイントだ。

また、外観だけでなく内観も豪華。明治・大正期の執務室が再現された室内は、ガラスの歪みや金具など、当時の家具の細部にもこだわりをもって復元されている。天井裏の梁など、目に見えない部分の復元を見せるために展示室の天井の一部を透明にしているうれしい配慮も。

「館内のカフェや歴史資料室は無料開放なので、多くの方に歴史の重みを感じていただきたい。近代建築の父であるコンドルの偉大さに触れてほしいですね」と話すのは開設準備室室長の恵良さん。同日、隣には「丸の内ブリックスクエア」もオープンするので、明治時代から復活した同施設を散歩して、歴史の風を感じてみては。【詳細は東京ウォーカー9/1(火)発売号に掲載】

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