ならファミリーが新しく!専門店街「zoro(ゾロ)」誕生
関西ウォーカー
奈良県奈良市の複合商業施設「ならファミリー」が11月1日にリニューアルオープン。グランドオープンに先駆け、1階のらくだ広場ではオープニングセレモニーが行なわれた。
主催者の三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社の辻徹社長は、「原点回帰した奈良らしさの中に、新しい風吹き込み、魅力ある商業施設への転換できたと自負しています。奈良県全体を盛り上げる施設を目指します。」と意気込みを語った。奈良市の仲川げん市長は「実はならファミリーの裏手に住んでいます。我が家にとっては台所やクローゼットのような存在。奈良県民はもちろん県外や国外の方からも親しまれる存在となってほしい」と祝辞を述べた。奈良県観光大使の辰巳琢郎さんは、「奈良は今とても面白い。新しくて奈良らしい空間ができ、これからまた奈良に来る楽しみが増えました。」真理恵さんは「新しい専門店街は各フロアに異なるテーマがあり、これからじっくり見て回るのが楽しみ」と語った。
続いて新ラクダオブジェ「TAKARAKUDA」の除幕式が行われた。TAKARAKDAは、樹齢200年余り、全高4m、直径140cm、総重量4t。楠(クスノキ)の中でも最大級の大きさの材から彫り出したもの。ならファミリーのシンボルとして長年親しまれた「ポコラ」がシルクロードの旅を終え、宝物を携えて帰ってきた姿を表現している。
リニューアルの目玉となるのは専門店街「zoro(ゾロ)」。従来の専門店ゾーンを拡大し、「大和モダン」をテーマに店内を一新した。この日、インテリア雑貨の「unico 」やコスメ店「Cosme Kitchen Market 」、「ジュンク堂書店」といった奈良県初出店を含む55店舗が新たにオープン。この日を待ち望んだ多くの人が買い物を楽しんでいた。奈良初出店となるルームウェアブランド「gelato pique」や、同じく奈良に初お目見えとなる大阪の人気パンケーキ店「gram」など、早くも行列になる店も。
“格(ごう)”“沙”“傘”“旅路”と各階ごとにテーマの異なるデザインが施された空間には、ファッションやコスメ、雑貨など、多彩なショップが並ぶ。同じ日に全館リニューアルが完成した近鉄百貨店奈良店や、すでに9月にリニューアルを完了したイオンスタイル奈良と合わせて、奈良の魅力アップに一役買いそうだ。
【取材・文=ライター油井康子】
油井康子
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