連休のお出かけに初開催のアコースティックフェスはいかが?
横浜ウォーカー
横浜を拠点に活動するアコースティックデュオ「N.U.」が、活動10年目の節目にアコースティックフェスを立ち上げた! 「N.U.presents ヨコハマアコースティックフェスティバル09」と題し、9/20(日)〜23(祝)の4日間、新横浜BELL'Sで行われる。N.U.はもちろん、彼ら自身が「ファン」という計13組のアーティストが出演する。
そこでこのイベントの主催者、N.U.の宇田晋也さんにお話を伺った。
−−N.U.はもともと大阪出身ですよね。
「はい。庭瀬幸一郎(G, Vo)と、僕、宇田晋也(G, Vo)の2人、共に大阪出身です。僕ら、就職した横浜の会社で出会ったんですよ。2年間のサラリーマン生活のあと、音楽をするために会社を辞めたんですが、大阪に戻るとか東京に行くとかいろんな選択肢がある中、2人が出会った横浜を“HOME”と位置付けて活動を続けてきました」
−−そんな2人もことしで結成10年ですね。ことしは横浜にとっても開港150周年のメモリアルイヤー。これに合わせてオープンした「象の鼻パーク」のこけら落としは、N.U.が出演しました。
「記念のステージに呼んでもらえたことで、僕らも横浜に浸透してきたんだなと実感できました。少しでも横浜に恩返しをしたい、音楽を通じてできたらいいなと思って今回のフェスを開催することにしました」
−−そのフェスですが、いつくらいから考えていたんですか。
「実は5年くらい前です。レゲエやジャズなど、さまざまなジャンルのフェスがある横浜ですけど、アコースティックのはないなぁと思っていて。そのころはまだ実力もほかのアーティストとの人脈もまだまだだと思っていたのですが、象の鼻パークのライブに呼んでもらって、そろそろ僕らで旗振りをしてもいいかなと思って開催を決めました。ブッキングや会場の手配など、全部自分たちで進めてきました」
−−今回はいつもライブを行っている「新横浜BELL'S」が会場ですね。
「将来的には屋外でのんびりアコースティックを聞けるフェスにしたいと思っています。夏の終わりぐらいがいいですよね。今回はまずは『Vol.0』として、なじみのある『新横浜BELL'S』にしました」
−−そんなN.U.の2人、10/9(金)には3枚目となるアルバムを発売! タイトルは「藤が丘ラブストーリー」。横浜市青葉区、田園都市線の駅ですよね。
「僕らがこっちに来て最初に暮らした場所。駅から坂を20分ぐらい上ったところに社員寮があったんです。当時、駅はまだ自動改札じゃなくて、切符を駅員さんが切っていたんですよ。そんなローカルな感じが関西から出てきた僕らにはとても住みやすかったですね。ことしの大晦日で結成丸10年なんですが、区切りの年として原点の場所を入れたいな、と思ってタイトルをつけました。僕らはいつも、1枚のアルバムを物語のようにしたいと思っているんですが、今回は藤が丘で暮らすサラリーマンの恋愛や人生が詰まった1枚になっています」
−−特に思い入れのある曲は?
「7曲目の『「幸せ」って言葉』ですね。『幸せって何だろう?』って考えた時、大切な人が元気で側に居てくれることが、当たり前のようで実は一番幸せなんじゃないかな?と思って生まれた曲です。みなさんにとって大切な人を思い浮かべながら聴いて欲しいですね。実は6年くらい前に書いた曲なんです。ライブでもリクエストが多かったんですが、思い入れがありすぎてこれまでアルバムに入れられなかったんです」
−−おお〜それは聴いてみたいですね。フェスもアルバムも楽しみにしています。ありがとうございました。
等身大の歌詞と温かなメロディが印象的な彼ら。“アコフェス”ではアルバムの楽曲もお披露目するそう。音楽に浸って過ごす…こんな連休の過ごし方もいいかも!【横浜ウォーカー】
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