日本代表のハリル監督、思わず苦笑い「選手はロボットではない」

サッカーのロシア・ワールドカップ(W杯)出場をかけたアジア最終予選の第5戦が、11月15日(火)に行われる。

6大会連続6回目の本大会出場を目指す日本代表は、埼玉スタジアム2002でサウジアラビア代表と対戦。11月14日(月)に、日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が試合の前日会見に出席した。

会見で、本田圭佑選手と香川真司選手の状態を問われた指揮官は思わず苦笑い。「決断は色々としないといけないということ。私は何度も言っているけれど、何人かの選手は本当にプレー回数を増やしてほしい」と語った。

所属クラブで出場機会が減少したり、負傷を抱える選手もいる。ハリルホジッチ監督は各選手の状況を考慮し、「彼らもロボットではないから、トップパフォーマンスにはならない。それからけがもあった。ディスカッションもした」と口にする。

指揮官は、「チームは11人の先発メンバーだけで決まるのではない」ともコメント。25選手が招集されているチーム全体での戦いを強調する。

「先発メンバーはより良い選手。ただ、交代で入る選手がリザーブというわけではない」といい、3人まで活用できる交代枠について“ジョーカー”と表現。「より良い結果で試合を終えるためのチョイス」と、途中投入する選手の重要性を語った。

サウジアラビア代表は、日本代表も入るグループBで首位に立つ。勝ち点3差の相手を下せば、首位浮上の可能性もある一戦。今年最後の日本代表戦で、W杯出場を占う大一番となる。

何としても勝利がほしい戦いに向け、日本代表を大きな声援で後押ししよう。【ウォーカープラス編集部/コタニ】

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