世界の神業見られる「THE 舶来寄席2017 winter」

11月21日(月)、なんばグランド花月で「THE 舶来寄席2017 winter」の記者発表が行われた。

今回が5回目となる「THE 舶来寄席2017 winter」は吉本新喜劇と海外のパフォーマーによるステージの2部構成で公演が行われる。第1部は辻本茂雄座長班、すっちー座長班、人気のアキ＆清水けんじ＆酒井藍班、の3班が日替わりで新喜劇を上演。第2部では「ワールドバラエティアクト」と題し、世界のパフォーマーによるパフォーマンスが披露される。初回公演で人気を呼んだ「バランス芸」のマディール・リゴロ(スイス)が登場するほか、キューバの自転車アクロデュオの「デュオ・ライド」や超速ジャグラーとして人気を呼ぶチェコの「マリオ・ベロセック」、ドイツからは足の人形劇のアン・クリンジなど全部で6組が登場する予定。

エグゼクティブプロデューサーの澤田隆治氏は「今回はお客様のリクエストの中から一番人気だったマディール・リゴロに帰ってきてもらう。我々としてももう一度見てみたいという思いで交渉した。そのほかに新しいパフォーマーも登場するのでぜひ見に来て」とアピール。

2017年2月19日(日)からの公演で座長を務めるすっちーは「海外の人がすごいパフォーマンスをするので、普通に新喜劇をやっててもこれはあかんなと。アメを2階席の奥まで投げたろうと思ってます。肩も仕上がってきて2階席の最前列ぐらいまで届くようになった」と記者を笑わせた。

THE 舶来寄席の名誉支配人を務める中田カウス・ボタンは、米国大統領選で当選したドナルド・トランプ氏にのパフォーマンスに触れ「大体、不動産屋のおちゃんは面白いもの。中田トランプで出てほしい」とトランプ氏に芸人の才能を見出したようだ。

公演は2017年2月3日(金)～26日(日)の間、なんばグランド花月で開催される。

【取材・文＝関西ウォーカー編集部 鳴川和代】

鳴川和代