原宿で“人が宙に浮く”事件勃発!? その仕掛けとは?
東京ウォーカー
東京・原宿の明治通り沿いで、覆面をした人が3mほどの高さまで宙に浮き、あたりが騒然となる事件が発生!……といってもこれはジョークの世界。9/17にリニューアルオープンしたアイウェアショップ「JINS原宿店」の記念イベントだ。オレンジ色の体にスーツ姿でメガネをかけた同店のキャラクター「JINSMAN」が、店頭で披露しているパフォーマンス。さて、その仕掛けとは?
一見すると、本当にJINSMANは浮いている。ビル1Fと2Fの間辺りの高さで壁に右手を置き、足元には何もなく、宙に浮かんで立っている状態。道行く人々は「あれ? 動いてない?」と気づくと「え、浮いてる!」と駆け寄っていく。しかし、オレンジ色の外見のせいで、人間だと気づいてもらえないこともしばしば…。
そんなJINSMANは浮く時と降りる時に必ず“タネ明かし”をしてくれる。…というか、それをしないと地上に戻ってこられないのだ。
実は壁に置いている“右手”がこのパフォーマンスの要。この右手は壁にくっついている作り物で、スーツで隠れている“イス”につながっている。JINSMANはこれにまたがった状態で浮いているのだ。なるほど…意外と簡単、でもよく考えられた、欽ちゃんの仮装大賞並みのスゴワザだ。
宙に浮いている時は周囲の人に手を振り、誇らしげなJINSMAN。でも地上に降り立つ時はなんとも悲しい状態に…。先ほど述べたイスと彼のスーツは一体化している。だから降りる時にはスーツを脱ぐはめに。JINSMANの下に足場が設置され、人の手を借りつつヨイショヨイショとスーツを脱いでいく。最終的には“白いTシャツにパンツと靴下”という哀愁たっぷりな姿に…。
それでもJINSMANは余裕たっぷり。メガネが曇っちゃったと係員に訴えてめがねを拭いてもらったり、地上では新たなスーツを着込み、手を振りながら颯爽と去っていく。
同店を経営するジェイ アイ エヌの広告担当・柳原さんによると、新作の超軽量メガネ「Air frame」の“軽さ”にかけて、メガネが軽すぎてJINSMANが浮く、というコンセプトなのだとか。しかもこの仕掛けは自分達で考えたのだそう。「海外で行われている“宙に浮く”というイベントの様子がYOUTUBEで流れていて。それを見てどうやって浮いているかを研究したんです」とのこと。それは前出の“浮く仕掛け”が手作り感たっぷりなところからも見て取れる。実は案外アナログであったかなイベント(?)なのだ。
実は取材した9/17はオープン記念イベントとして「1000人メガネ無料サンプリング」も同時開催。店頭から約550mも人が並ぶ大行列だったのだが、オープンと同時に客の注意は店にそれてしまい、JINSMANを見てもらえないなんてさびしい一幕も。
そんなおちゃめなJINSMANには、9/20(日)まで店頭で会える。雨さえ降らなければ営業時間中にランダムに出現するので、原宿に行ったらぜひ立ち寄ってみよう。【東京ウォーカー】
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