落語で2016年を振り返る!写真×落語「写噺」初開催
東京ウォーカー(全国版)
ゲッティイメージズが、写真×落語イベント「写噺(しゃばなし)」を12月1日に国際連合大学エリザベス・ローズ国際会議場にて初開催した。

「写噺」とは、ゲッティイメージズが2016年に世界中で捉えた報道写真から「未来に語り継ぎたい1枚」を落語家が選び、落語で表現するイベントで、このイベントタイトルは、後世に残すべき瞬間を切り取る「報道写真」の「写」と、よりよい未来のために、過去の物語を語り継ぐ、日本の伝統芸能「落語」を表現する「噺」を掛け合わせた言葉。
落語家の立川志らく(たてかわ しらく)氏と桃月庵白酒(とうげつあん はくしゅ)氏が、写真から汲み取れる情報や心情、感じたことを、落語家ならではのストーリーで来場者に伝えた。

志らく氏は、熊本地震の写真から、地震で崩壊してしまった家の中からお気に入りのおもちゃを見つけて微笑む少年が映った一枚を選び、人情の普遍性を謳った演目「子別れ」を演じた。桃月庵白酒氏は、2016年3月18日にブリュッセルで行われたEUリーダーズサミットで難民問題についての議論が展開されいる写真を選び、演目「松曳き」を披露した。

今回初開催となった「写噺」に参加した感想について、志らく氏は「報道はね、茶化しようがないからね。真実はふざけた中に転がっていることもありますよね。落語マニア以外の方たちに、報道をきっかけに落語に触れてもらえてうれしいです」とコメント。白酒氏は「報道写真を通して落語を伝える貴重な機会になりました」と語った。
2016年を振り返り、報道と落語という斬新な掛け合わせで注目を集めた「写噺」。皆さんは、2016年にどんな思い出がありますか?【ウォーカープラス編集部/コダマタイチ】
コダマタイチ
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