結婚式も開催！エレ片が両国国技館ライブにかける思い

エレキコミックのやついいちろう＆今立進と、ラーメンズの片桐仁によるお笑いユニット、エレ片が、来る12月28日(水)に、“相撲の聖地”両国国技館にてライブを行う。そこで今回は、両国国技館すぐそばのちゃんこ料理店「ちゃんこ霧島 本店」で、エレ片にインタビューを敢行。10年目を迎えたライブとレギュラーラジオ番組について、また、ライブの見どころや2017年の抱負などについて聞いた。

――1年を振り返っていただいて2016年はどんな年でしたか？

やつい：片桐さんがブレイクしましたね。『99.9 刑事専門弁護士』に出演したことで。

片桐：そうですね。バラエティ番組に呼ばれるようになって。そういうのには出ないものだと思ってたから驚きましたね。芸人じゃなく、俳優として呼ばれるから、ものすごく周囲の皆さんが優しい気がしました。知り合うことがないだろうという人ともたくさん知り合いましたし。

今立：芸能人だね～。

やつい：でも、片桐さんがそうなっても何も感じなかったね。ただやってんだな～って見てた(笑)。まあ、2016年はエレ片にとっては10周年で記念の年でしたね。コントライブが10回目で、ラジオも10年目で。アニバーサリー的なことが多かったです。

――今回、両国国技館でライブを行うことについてはいかがですか？

片桐：いや～、デカい！両国国技館が、建物として半端ない存在感ですよね。天井の高さが、高いだろう高いだろうと思っていたけど、それの比じゃなかった。

今立：誰もいないときに建物内を引きで見たとき、デカすぎると思いましたね。

やつい：でも、いいですよね、やっぱり。入った瞬間にこれは面白いな、いいな～って思いましたね。他の劇場では全く考えられないような体感っていうか。両国国技館自体がタレントとして立ってるって思いました。富士山とかに近い感じ。

――そんな両国国技館で行う今回のライブで、今立さんのご結婚式が開催されるんですよね。おめでとうございます！ここでご結婚式を開催とは芸人魂を感じますが、どのような思いで臨まれるのでしょうか？

今立：いい機会だし、乗っかれたら面白いかなと思って、両国国技館で結婚式をやることについては自分でいい出しました。初めての結婚式をここでやるというのは、すごいことだなと思います。思い出に残るし、ありがたいなと。なかなかできることではないですしね。

片桐：エレキコミックのライブで、リアル“プロポーズ大作戦”を実行しまして、今立さんがマジでプロポーズをやったんですよね。で、両国なんかでやりたくないって彼女がいい出すかもしれないから、プロポーズの結果がどうなるか分からなかったんですが。彼女は全然OKな感じでしたね(笑)。

やつい：まあ、結婚式がうまくいくかは知らないですけどね(笑)。

――「エレ片IN両国国技館」の見どころをちょっとだけ教えてください

やつい：やっぱり、どうなるかも含めて結婚式かな。僕たちも楽しみです。あと、ずっとラジオを聞いてきてくれた人も、最近聞き始めた人も、この10年の歴史を感じてもらえる機会だと思います。また、この3人と、池ちゃん(レキシの池田貴史)・峯田君(銀杏BOYSの峯田和伸)・Negiccoといった面々がコントで初コラボするところも見どころ！女装ユニット“キケチャレ”の新メンバー発表も要注目で、来てくれれば誰よりも早く新メンバーを知ることできますよ！　

片桐：どよめくと思いますよ。意外ですから。

――この10年で印象が強かったでき事も教えてください

やつい：あるんですけど書けないやつですよ？片桐さんがアダルトグッズをラジオの本番中に使ったんですよ。奇跡的な放送だったんですけど、お偉いさんたちから本当にこっぴどく怒られました。あれは1番すごい事件でした。

片桐：あと、ラジオを開始した初期はリスナー参加のイベントも結構やってたんですよね。みんなで運動会をやったり。今はそういうのをあまりやれなくなってしまったんですけど。

やつい：片桐さんは腹筋ができないんですけど、イベントで腹筋が1回できたら女の子とキスしてもいいっていう企画もあったんです。

片桐；アドレナリンが出たら1回くらいできるかなと。

やつい：そしたらリアルにキスしたい、本当にかわいい子ばかり集めてて。

片桐：キスがしたかったんですよ。結局腹筋はできなかったんですけどね(笑)。みんなにズルしてるズルしてるっていわれて、キスできませんでした。体は、ある程度までは上がるんですけどね。そっからどうやってやったらいいのか(笑)。

やつい：できない理由が分かんないもん。今日はできるんじゃん？

片桐：(座敷に寝そべって首だけ起こし)う～ん、これがMAXですもん。

今立：上がった状態から降りてってみれば？そうそう。力を入れたら最後までゆっくり降りていけるはずだから。もうちょっともうちょっと！

片桐：(バタッと倒れる)

やつい、今立：あぁ～。早い早い早い。

片桐：ひぃ～っ。僕の場合、上がったところから下がった状態になるまでの過程が全然ないんですよね。急激に体が落ちていく。1か0か。デジタル人間。加圧トレーニングには5年通っていたんですけどね。

今立：僕も1度ちゃんと肉体改造しました。

やつい：マッチョになりたい訳ではなく、僕も現状維持するためにジムにずっと通ってますね。

片桐：エレキは1回マッチョになろうとしてたじゃ～ん。食事制限とかして。

やつい：マッチョじゃないから。マッチョだったら食事制限しちゃだめでしょ。もっと食べないと。玄米みたいなの食べたりして糖質制限はしていましたよ。食ってのは大事ですからね。

片桐：ちなみに今日は「霧島」に来ましたけど。僕はちゃんこ鍋、大好きですよ～。

――では、最後に2017年の抱負をお願いします。

片桐：初対面の人にどんどん会っていきたいと思う。会った方がいいってゲッターズ飯田君にいわれたので(笑)。春先に、向いてないんじゃないかっていう仕事が来るかもしれないけど、それもやっておくと、自分の新しい1ページが開かれるっていわれたので、舞い込んだ仕事はできるだけやっていきたいですね。

今立：全部飯田君からの話じゃないか(笑)。僕は結婚して責任も生まれたと思うので、しっかりと真面目に誠実に、お酒を飲みすぎることなく頑張っていきたいです。

やつい：僕はコントライブのチケットが即完するような人になってみたいです。“チケットが転売されすぎて転売屋と戦う”みたいなことをしてみたいですね。僕は、転売屋対策をしてるやつは威張ってるな、格好つけてるなって思ってるんですよ。だけど、2017年は転売屋との戦いの年にしたいですね。『見たい人が見れないんですよ～！』って言ってみたいな(笑)。

ライブにトークに結婚式に！盛りだくさんの内容となっている「エレ片IN両国国技館」を訪れれば、忘れられないひと時を過ごせること間違いなし！是非、足を運んでみては？【ウォーカープラス編集部/平井あゆみ】

平井あゆみ