ドラえもんの道具が現実に!?成田空港で「メガホンヤク」導入開始

パナソニック システムネットワークス システムソリューションズジャパンカンパニーは、パナソニックのメガホン型多言語音声翻訳サービス「メガホンヤク」3式を、成田国際空港にて、2017年1月より導入する。

「メガホンヤク」は、日本語を英語、中国語、韓国語に翻訳して再生することができる、メガホン型の翻訳機だ。約300のプリセット定型文を含め、ワード選択で約1800パターンを利用できるほか、クラウドサービスの活用で、定型文の追加登録が可能である。

成田国際空港では、「メガホンヤク」の開発段階にあたって2015年12月から2016年3月にかけて世界で初めて試験的に配備するなど、災害時や天候不良時に、ターミナル内に滞在する利用者に向けた案内を行う際の有用性の検証を実施。今回、12月20日(火)に「メガホンヤク」の正式サービスが開始するにあたって、本格導入を行う運びとなった。今後は数十台規模まで導入を拡大する予定となっている。

メガホンに向かって話すだけで4か国語の使い手になれる「メガホンヤク」は、まるで「ドラえもん」の道具。2020年の東京オリンピックに向けて、日本の技術がどこまで進展していくのか、今後の展開に期待したい。【ウォーカープラス編集部/本村友里】

本村友里