2016年国内旅行の赤丸急上昇エリア1位は沖縄!

東京ウォーカー(全国版)

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旅行予約サービス「楽天トラベル」は、2016年1月1日~12月31日(土)間の国内旅行の予約人数をもとに、年間国内旅行先人気上昇エリアランキングを発表した。ランキングトップ10内には、九州・沖縄エリアから3県、中国・四国エリアから4県がランクインするなど、西南部エリアの人気振りが伺える結果となった。ベスト5は以下の通り。

1位 沖縄県(+28.8%)


北部(恩納・名護・本部・今帰仁)エリアが前年同期比+33.2%(約1.3倍)、宮古島・伊良部島エリアが+46.7%(約1.5倍)と好調を記録した。夏のビーチリゾートというイメージが強かった沖縄県だが、近年は一年を通しての楽しみ方や、海以外の観光の魅力も認知が上昇している。人気観光スポット「美ら海水族館」などレジャー施設や、プライベートビーチ保有のリゾートホテルの集まる北部エリアは、家族旅行の旅先として高い人気を博している。

第1位沖縄県「伊良部大橋」


2位 大分県(+21.4%)


由布院や別府を始め、豊富な温泉地が人気を集める大分県。2012年から「おんせん県おおいた」を打ち出しており、テレビやWEBで流れたCM映像「ゆけ!シンフロ部」は大きな話題を集め、認知度アップに貢献した。今年の7月1日から発行している「九州ふっこう割」は、宿泊料金や航空券と宿泊のパッケージ料金が割引になるため好評。別府温泉のある別府市内エリアが前年同期比+32.6%(約1.3倍)と、第2位ランクインの原動力となった。

【写真を見る】第2位大分県「海地獄」


3位 奈良県(+20.2%)


2016年2月末までを対象に発行したふるさと割クーポン「奈良県プレミアムクーポン」が、冬の宿泊需要を獲得した。世界遺産に登録されている「平城宮跡」では、「奈良大立山まつり」が今年1月末に初開催。大立山(おおたてやま)とは、増長天、広目天、持国天、多聞天の四天王をかたどった巨大な山車の事。夜の平城宮跡内を練り歩いた後、最後には4基が集結。大極院をバックにライトアップされた大迫力の眺望は、奈良の新しい楽しみ方として、大好評で迎えられた。2017年にも第2回を開催予定なので、更なる盛り上がりが期待される。

第3位奈良県「平城宮跡」


4位 島根県(+19.9%)


2016年4月に「出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~」の日本遺産認定で話題となった松江・玉造・安来・奥出雲エリアが前年同期比+22.5%(約1.2倍)を記録した。縁結びの神様として名高い「出雲大社」では、2008年から行ってきた「平成の大遷宮」が、今年3月にすべて完了。修造された見事な御本殿などを見るため、多くの観光客が参拝に訪れ、日本を代表するパワースポットとなった。他にも、「国宝松江城」や、「城下町津和野」、「たたら製鉄の里」など、多くの風情あふれる観光地が人気を支えた。

第4位島根県「玉造温泉」


5位 香川県(+17.5%)


今年の春~秋に開催された現代アートイベント「瀬戸内国際芸術祭 2016」の会場となった離島地区(小豆島・直島)エリア(前年同期比+37.0%)を中心に宿泊数が増加。特に女性複数名利用の女子旅の旅先として人気を呼んだ。四国最大規模の遊園地&テーマパーク「NEWレオマワールド」は、開園から25周年を迎えアトラクションをリニューアルするなど、更に魅力的な存在に。うどん県の人気アップに大いに貢献している。

第5位香川県「直島」


温暖で過ごしやすい観光スポットが人気の中、奈良や出雲など歴史の舞台となったスポットにも注目集まった2016年の人気エリアランキング。2017年、初旅行の参考にしよう。【東京ウォーカー】

小貫正貴

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