山本彩ソロライブツアー最終日レポート!
関西ウォーカー
WEB連載「ポッター平井の激推しアイドル!番外編」をお届けします。
今回は11月22日(火)、Zepp Nambaで開催された、NMB48・山本彩(さやか)の初ソロライブツアー「山本彩 LIVE TOUR 2016~Rainbow~」の最終日の模様をレポート!
●山本彩がソロシンガーとして地元大阪に降臨!
山本彩。1993年7月14日、大阪府出身の23歳。彼女には「シンガーソングライターになる」という夢があった。
2008年3月(当時14歳)、ガールズバンド「MAD CATZ」のボーカル&ギターとしてメジャーデビューを果たしたものの、2009年末に解散。その夢は一度断たれた。
2010年10月(当時17歳)、NMB48のメンバーとして、アイドル活動をスタート。ルックス、歌唱力、ダンスパフォーマンス、トークスキルなど、全てに秀でていた彼女は、グループのキャプテンとして大活躍。その名を轟かせていった。
そして2016年10月26日、悲願のソロデビューアルバム『Rainbow』をリリース!
そのアルバムを携えて、11月2日の名古屋を皮切りに、ソロライブツアーを開催。東京、札幌と続き、11月22日のZepp Nambaで最終日を迎えた(全会場チケット完売!)。
18時開演。「ついに来たぞ~大阪ファイナル!」と絶叫した彼女は、ギターを手に『ヒトコト』、『レインボーローズ』を熱唱する。そこには、アイドル・山本彩ではなく、ソロシンガー・山本彩の姿があった。
「今日はファイナルということで、緊張もあるんですけど、ここにいる皆さん、一人一人しっかり見えていますので、私の歌が届くように、一曲一曲歌っていきたいと思います!」
●NMB48のアイドルソングが超クールなロックナンバーに!
バンドメンバー紹介パートで、山本から「そのネクタイはピコ太郎ですか?」といじられた、ギターの草刈浩司は、その仕返しとばかりに、『PPAP』の替え歌を披露。♪You have a guitar You have a しゃくれ しゃくれギター♪と、山本のトレードマーク(?)でもあるアゴをいじる。「コラーッ!」とつっこみつつも、笑顔でギターにアゴを乗せる彼女は、“いじられておいしい”と思っていたに違いない。
ソロアルバム収録曲を時には力強く、時にはしっとりと歌い上げたかと思えば、『スマイル』では、2500人のファンも一緒にマフラータオルを振り回し、一体となって盛り上がる。
山本が所属するNMB48・チームNの劇場公演曲『初めての星』からの、NMB48のシングル曲『僕らのユリイカ』のかっこよさには痺れた!
それは当の山本も同じ感覚を味わっていたようで、「今の(ユリイカ)、楽しかったな~。あまりにも勢いつきすぎて、足ぐねったけど(笑)、さすがファイナルというか、さすが大阪ですね~!」。
そして、「こんなにも時間が早く感じるのは、一緒に楽しんでくれた皆さんがいるからですし、温かい声援を送って下さったからだと思います。次の曲は限られた時間だからこそ、一秒一秒、一曲一曲を大事にしたいなと思って書いた曲です。この曲を最後に歌わせていただきたいと思います。」と語り、バラード曲の『幸せの欠片』を披露。本編は幕を閉じた。
●ここからが勝負!熱く語った2017年の抱負
Tシャツ、Gパン姿で再びステージに登場した山本は、『365日の紙飛行機』、『太宰治を読んだか?』(ソロでは初披露)を歌い、喝采を浴びる。
その後のMCでは素直な胸の内を吐露した。「今回、アルバムを出させていただいたり、ライブをやらせていただいたり、前に進んではいるものの、ソロになった時に、とまどいというか、不安というか、どちらもおろそかにしてはいけないなという、プレッシャーみたいなものがのしかかってきて…。こんなに恵まれた環境で、自分がやりたいことが出来るってことは本当に当たり前じゃないから、ありがたいなと思います。アルバムを作る時は初めて生みの苦しみを味わったり、時間に追い込まれて大変だったこともあるんですけど、こうして皆さんの笑顔を見ることが出来て、心の底から嬉しくて、やってきて良かったなと思います。本当にありがとうございます!」(→観客拍手!)
更に来年の抱負として、「シングルも出したいし、もっといろいろな所とか、大きな所でライブもしたいし、フェスにも出たいし、作品の書き下ろしとか、クリエイティブなことにもどんどん挑戦していきたいなと思います!1stソロツアーは今日で最後になるんですけど、これがスタートだと思っていますし、ここからが勝負だと思います。どんどんスキルアップして、皆さんを楽しませられるように頑張っていきたいと思いますので、これからも山本彩をよろしくお願いします!」
沸き起こる<さやかコール>。「それをやったら泣くと思ってるでしょ?」と、おどけてみせた彼女は、「このままでは帰れない!」と、『メロディ』を披露!「みんなホンマに大好き!ありがとうございました!」と挨拶。投げキッスをして、ステージを去っていった。
しかし、今日は最終日。ファンはそう簡単には終わらせない。Wアンコールへ突入!
彼女が選んだラストナンバーは、自身が作詞作曲を手掛けた『レインボーローズ』。歌詞にも登場するように、その花言葉は“無限の可能性”。
シンガーソングライター・山本彩には、無限の可能性が秘められている。そう改めて実感した夜だった。
【取材・文=ポッター平井】
ポッター平井
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