人気はジャニーズ並!?“イケメン落語家”の素顔とは
東京ウォーカー
数々のお笑い芸人が“好きなタレントランキング”で上位に名を連ねるなど、今モテる男の条件は“おもしろくてカッコいい人”だ。そんな流れを受けてか、今落語界にも“イケメン落語家”といわれる噺家たちが人気だという。気になる記者は、さっそく“イケメン落語家”の1人、三遊亭王楽さん(31歳)を直撃! その素顔を探ってみた。
第2回「イケメン落語家グランプリ」(30〜35歳部門)でグランプリを受賞した経験を持つ王楽さんは、細身で端整な顔立ちのビジュアルとは裏腹に、気さくで楽しい会話が印象的な男性。今どきの“モテ男”の条件ドンピシャだが、実際、どれくらいモテるの…?
「いわゆる“追っかけ”してくださる方もいますね。手紙や手作りクッキーをいただくこともあります。1番驚いたのは出待ちファンの方に突然『付き合ってください!』と言われたこと。その時はあまりの衝撃にどう答えていいかわからず、『いや〜、そういうのはちょっと…』と、微妙な返事をしてしまいました(笑)。でも、本当にありがたいと思っています」
まるでジャニーズ並の人気のような気もするが、当の本人は「本当に自分ではイケメンなんて思っていないです。お恥ずかしい…」とはにかみ笑顔。そんな“擦れてない”表情も、女性ファンを夢中にさせている要因なのだろう。
若い女性には“イケメン落語家”のイメージが強い彼だが、実は「笑点」で人気の三遊亭好楽を父に、5代目三遊亭圓楽を師匠に持ち、今年10月真打に昇進したという実力の持ち主。“イケメン落語家”と言われることに抵抗はないのだろうか。
「純粋にうれしいですね。たとえば、歌舞伎界では、(尾上)菊蔵さんや(市川)海老蔵さんが、ファション誌に出て、それで興味を持った方が歌舞伎を見て…というように、歌舞伎界全体が盛り上がるじゃないですか。そんな風に自分もなれたらいいなと思うんです」
持ち前の好奇心に加え落語界全体を考え、オファーがあれば、ファッション誌やドラマ、バラエティにも積極的に参加していきたいと語る王楽さん。9/26には、若者にも“落語文化”を根付かせたいという想いから、初心者向けの落語DVD「三遊亭王楽の OH! RAKUGO SHOW!! 入門編」(3675円)を発売。「牛ほめ」「猫の皿」「悋気の独楽」「片棒」という、分かりやすく笑える4席を収録したという。
「本当は人前でしゃべるのは苦手なんです」と言いつつも、インタビュー中は終始周りに気を遣いながら、笑わせてくれた三遊亭王楽さん。ルックスや実力だけでなく、気遣いや優しさも兼ね備えた“次世代落語家”が、今後どんな活躍を見せてくれるか大いに期待したい。 【東京ウォーカー】
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