冷夏でもバカ売れ!アイス「パルム」その人気の理由とは?
東京ウォーカー
今年の冷夏でダメージを受けたといわれるのが、アイス業界。どのアイスも文字通り“冷え込む”状態だったようだが、森永乳業のエスキモー「パルム」(380円/6本入り)は、昨年の1.5倍の売り上げになるなど支持を伸ばしている。理由は、ほかのアイスにはない徹底的な“こだわり”だ。
「パルム」は、なめらかな口どけのチョコレートとリッチなミルク感が人気を集めているアイス。アイスクリームはプレミアムアイスクリームに使われるものと同様のクリーム・脱脂濃縮乳を使い、急速冷凍することで氷の結晶の細かい、なめらかなアイスを作ることに成功した。
一方で、アイスクリームを包むチョコレートは口どけを追求。特別な製法で、体温と同じ温度で溶けるようにコントロールされており、口に入れた時になめらかに溶ける仕組みだ。
「とにかくおいしさには徹底的にこだわりました。長年の研究から生まれたこだわりのレシピによって、これまでのアイスクリームとはひと味違うなめらかさ、口どけ、コクを生み出すことができたと自信を持っています」と話すのは、森永乳業パルム開発担当者だ。
不景気の影響で、平日にちょっとした贅沢を楽しむ層が増加し、それも「パルム」の人気を後押しした。「高級路線でありながら、6本380円という“お値ごろ感”を出した同品は“デイリープレミアム派”からの支持を得たのではないでしょうか」と同担当者。
こうした流れを受けて、同社では9月上旬に生産ラインを2倍に拡大、9/28には「バニラホワイトチョコ」と「ストロベリー」の2種類をレギュラーとして増加。これで発売されているフレーバーは計4種類になった。
“今日は仕事が早く終わったから、ちょっとくつろぎたいなぁ”と思った時に、ちょっとした贅沢ができるアイス「パルム」。消費低迷の世の中でも、こだわりの品質とお値ごろ感は、多くの人の心をつかんだようだ。【東京ウォーカー】
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