“弁当男子”の名称イヤ! 職場に弁当持参のオトコの本音
東京ウォーカー
長引く不況もあり、「巣ごもり(ウチごもり)」や「草食系男子」などと共に、すっかり定着した感のある「弁当男子」。職場や学校に弁当を持参する男性を差す言葉ですが、実は「弁当男子」と呼ばれることに抵抗がある男性もいるようです。
宝酒造株式会社が週に1回以上、自分で手作り弁当を作る20代〜40代の男女400人に行った8月のインターネット調査では、「弁当男子」の、多面的でアマノジャクな素顔が垣間見える結果となりました。
面白いのは「弁当男子」という言葉について。「弁当持参がブームだから」と周囲の影響で始める人も多い中、マスコミにしばしば登場する「弁当男子」という表現については、20代男性で見てみると「“男子”という表現がいまいち」が22.9%を占め、さらに「ブーム扱いは嫌」が37.1%という結果に。料理作りは好きで、節約も楽しむけれど、簡単な言葉で自分をカテゴライズしてほしくないという“プライド”も見え隠れ。トレンドな弁当男子の心は複雑なんですね。
「弁当男子」と言う言葉に抵抗がある男性側に対し、女性側にとっては“家庭的で魅力のある男性”を想像させる言葉になっているようです。「弁当男子」という表現について「格好いいと思う」と回答した20代の女性は35.7%、「モテると思う」と答えたのは17.1%と、肯定的に見る女性は比較的多い結果に。
そんな肯定的な女性側の意見について、ある「弁当男子」は「家庭的って言われるのはうれしくもあり、うれしくない面もある。ほめられているような気もするけど、現実には全く料理しそうにない、“肉食系男子”の方がモテているんだろうなって……」となんともネガティブなお答え。家庭的な男=内向的でナイーブな男、と位置付けられていそうで、どこか自分の性格を指摘されているような気持ちになるんだそうです。
今回のアンケートの結果からは、男性の意外な心理が見えてきましたが、女性からすれば男性にはもっと堂々と手作り弁当を披露してもらいたいものですよね。考え方に違いはあるものの、そこには男も女もなく、ただ美味しいものが食べたい、生活を楽しみたいという単純明快な共通セオリーがあるだけなんですから!【東京ウォーカー】
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