珍しい桜が咲き誇る!映画“ぼく明日”舞台の幻想的な夜の植物園

関西ウォーカー

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京都府立植物園では、3月25日(土)~4月9日(日)に「桜ライトアップ2017」を、4月14日(金)~4月17日(月)に園職員による「桜散歩」を行う。入園料が必要(一般200円、高校生150円、中学生以下・70歳以上・障害者手帳提示は無料)。同園は映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」でロケ地にもなっている。

満開の桜と春の花々が楽しめる、幻想的な夜の植物園


同園は、憩いの場および教養の場として、他の地域や植物園では見ることができない多くの貴重な植物を保有し、桜についても多様な品種の栽培・展示に力を入れてきた。7年前に約70品種だった桜の保有数は、現在約200品種にまで増加。一般の来園者は、このうち130品種を鑑賞でき、関西屈指の規模を誇る。

【写真を見る】昭和36年に植栽されたと推測されるソメイヨシノの古木は見事。衰えて腐った古い幹の中から新しい枝が伸びる力強さに、園の歴史を感じる


「桜ライトアップ2017」では、約7000平方メートルの敷地にある約250本の桜を、90基の照明でライトアップする。ソメイヨシノやヤエベニシダレザクラなど、長期間にわたって日ごとに変わる夜桜を楽しむことができる。「桜散歩」では、植物園の職員が園内の桜を案内。日替わりで紹介する桜はさまざま。花びらが何百もある「兼六園菊桜」(ケンロクエンキクザクラ)や、黄色の花が咲く「鬱金」(ウコン)、緑の花が咲く「御衣黄」(ギョイコウ)、江戸時代から京都で栽培された歴史ある品種など、他では見られない珍しい桜も見ることができる。

園で眺められる「鬱金」(ウコン)。江戸時代中期から、「黄桜」(キザクラ)、「黄金桜」(コガネザクラ)、浅黄桜(アサギザクラ)などの別名でも記録のある歴史ある品種


伝統的な桜の「御室有明」(オムロアリアケ)。京都の仁和寺で栽培される御室桜のうち、半八重のものを呼ぶ


多種多様な桜が咲き誇る夜の植物園は幻想的。「桜散歩」に参加すれば、あなたも"桜博士"に。【ウォーカープラス編集部/セキノユリカ】

セキノユリカ

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