真冬の夜に開催される「雪あかりの動物園」とは?

北海道ウォーカー

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旭山動物園・雪あかりの動物園。アイスキャンドル越しのホッキョクグマ(C)旭川市旭山動物園


旭山動物園では例年8月、開園時間を延長し、普段入ることのできない夜に入園できる「夜の動物園」というイベントを行っていますが、「雪あかりの動物園」はその冬バージョン。夜の動物たちのようすを観察できるのはもちろん、限定イベントなども楽しめる貴重なイベントなんですよ(一部、夜は見られない動物や施設があります)。

旭山動物園・雪あかりの動物園。夜行性のワシミミズクのようすを見られるのも夜の動物園ならでは(C)旭川市旭山動物園


「雪あかりの動物園」は今年2017年で5回目の開催。旭山動物園のある旭川市で行われている冬の一大イベント「旭川冬まつり」と同時期に開催されていて、今年は2/7(火)から2/12(祝)の6日間実施。通常10:30から15:30まで開園のところ、期間中のみ20:30(最終入園20:00)まで、5時間も開園時間が延びるんです! 

旭山動物園・雪あかりの動物園。園内に灯る氷キャンドルのようす(2016年開催時のもの)(C)旭川市旭山動物園


期間中は園内に氷のキャンドルが灯され、幻想的な雰囲気に。

「氷のキャンドルって何?」と思った方、簡単にいうと、氷をくりぬいて作るキャンドルのことなんです。

園内にはしずく型とバケツ型、2種類のアイスキャンドルが約700個灯されますが、どちらも職員さん(園長さんも参加!)の手作り。

バケツ型はそのままバケツに水を入れて凍らせて作りますが、しずく型キャンドルは、風船に水を入れてひと晩凍らせ、しずく型の氷が出来たら風船をはがし、穴をあけてキャンドルを入れる…というもの。キャンドル点灯は16:00から。楽しみですねぇ。

旭山動物園・雪あかりの動物園のために作られる、しずく型氷キャンドル(C)旭川市旭山動物園


期間中はイベントも盛りだくさん。各施設での冬の動物ガイド「雪あかりの動物ガイド」のほか、「雪あかりの動物園紙芝居」があったり、雪を使ったアイスキャンドルの制作体験コーナーも設置。園内に掲示している動物看板を探し当ててもらい、正解者にはポストカードがプレゼントされるという、うれしいイベントも。

旭山動物園・雪あかりの動物園。アザラシのガイドのようす(2016年開催時) (C)旭川市旭山動物園


そして、注目なのが初開催の「keeper’sカフェ」。これは飼育スタッフの方がプロジェクターを使って中身の濃い動物解説を行うというもの。どんな話が聞けるかは当日のお楽しみ! これは見逃せませんよ。

旭山動物園・雪あかりの動物園。カバの氷彫刻(C)旭川市旭山動物園


また、園内には雪のかまくらやすべり台、雪像、氷の彫刻も設置されるほか、ホットドリンクの無料配布もあり。もちろん、売店も20:30まで営業されているので、体が冷えたら休憩しながらゆっくり園内を回りましょう。

旭山動物園・雪あかりの動物園。雪の中のエゾシカのようす(C)旭川市旭山動物園


ちなみに、期間中は「旭川冬まつり」会場と旭山動物園を結ぶ無料シャトルバスも運行されますから、冬まつりを堪能したあと雪あかりの動物園に…なんて予定も立てられます。ただ、昼でも寒い旭川ですから、夜の防寒対策はしっかりとしていきましょう! 厚手のコート、手袋、耳あて、カイロ…備えあれば憂いナシ、ですよ!

※写真提供:旭川市旭山動物園

【北海道ウォーカー/出村聖子】

出村聖子

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