鈴木杏が「奇跡の人」でサリヴァン役を熱演する!

関西ウォーカー

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「奇跡の人 The Miracle Worker」にアニー・サリヴァン役で出演する鈴木杏が、ヘレン・ケラー役の高畑充希とともに来阪。6年前にヘレン・ケラー役で出演した時は少女だった杏ちゃんが、今やしっかりお姉さんになって記者会見場で充希ちゃんを気遣っていました。

−6年前にヘレンを演じた時に、サリヴァン役をやるとは思わなかった?

「当時はまったく思っていませんでした。サリヴァンに興味を持ち始めたのは、20歳超えてからです。アニーがヘレンに会ったのが20歳って、みんなあまり知らないから、実年齢に近い人がやったら新しいサリヴァンになるんじゃないかな、と思って。だから20代前半でできればいいなぁって、夢物語みたいに思っていたんです。そしたら、まさか叶うなんて! アニー・サリヴァンという人は、負けず嫌いで、頑固でとても好奇心が強くて、バイタリティもあって。でも、決して強すぎる人間ではなくてもろい部分もある。とても人間らしい人だなぁと思っています。負けん気が強いとか好奇心が旺盛なのは、私と重なる部分もありますね」

−舞台、映画、テレビと活躍されて、この6年はどんな6年でしたか? 

「舞台で言えば濃い6年でした。ジャンルそれぞれにおもしろさも違うので、バランスよくやっていけるのが理想ですね。でも舞台は好きなので、必ず年に1本はやりたいと思っています。今まで見たことのないものや遊び心が効いてるものとか、企画としておもしろいなと思うものに参加できるようになりたいんです。例えば、去年の舞台の『SISTERS』なんて、ドラマや映画ではできない内容ですよね。私自身、そのジャンルでしかできないおもしろいことを観るのが好きなので」

−舞台の出演作はハードなものが多いですねぇ。

「体力がいったり、アザができたりする芝居ばっかり! そういう芝居しかしてないですね、私(笑)。でも舞台は、何やってもアザとかできる(笑)。でもハードなのが好き。楽にやる術を知らないんですよね、きっと。初舞台でヘレンをやった時は、アザを4色ぐらい取りそろえて(笑)。言葉を使わない分、身体表現が大きくて、体を使って芝居するってすごくおもしろいなぁと思いました。もともとダンスをやっていたので、すごくうれしかったですね」

−最近、ハマっているのは?

「本谷有希子さん。人間のダークな、目をそむけたくなる部分を描く美しさが好きなんです。そういう作品に参加してみたい。『来来来来来』は、うわっおもしろいって、自分の中で大ヒットでした。それとエヴァンゲリオン!(笑)」

−あのぉ、『ヒマラヤ杉に降る雪』の時の、お人形のように可愛らしかったイメージが・・・。

「もう全然ないです(笑)。マニアックな人しか周りにいなくて。密度濃いですよ〜。そうそう、大阪では劇団☆新感線の古田新太さんに会う確率が高いんですけど、古田さんに『オッサン』って呼ばれるようになってきて。だんだん、みなさんにバレてきてます(笑)

−え〜! ほかに若いイケメンとかは?

「イケメンとはほど遠い生活ですねぇ。食べ物も焼き鳥とか好きで。お酒のつまみ的なものが好きな子供で、生まれつきオヤジだったみたいです(笑)」

ヘアメイク/金沢多加裕

スタイリスト/阿井真理

衣装提供/ニットワンピース:トコ パシフィック青山店 03-5411-0589 

ピアス:アンシャンテ 03-5466-2237

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