【漫画】その後うつ病になるなんて…上司の“教育”になんで自分だけ?と思いつつも「新人だし気にせず頑張ろう!」/うつ逃げ


なんで自分だけ?と感じる場面も多かった

直接仕事を教えてくれる先輩は優しかったという。当時の職場にはこの先輩の他に、心を開くことができる人はいたのか聞いてみた。

「自分は元々人付き合いが得意ではなく、コミュ障気質なところもあったせいか、その先輩以外にはなかなか心を開ける人がいませんでした。でも、質問したらちゃんと答えてくれる優しい職場だったと思います」

当時の職場を「優しい職場」と表現するなおにゃんさん。だが編集長のイライラぶりを見ていると、胃がキリキリ痛みそうだ。編集長は、彼女にだけ指摘を行っていたのだろうか。

「私の部署では新人が私だけだったということもあり、私一人が指摘をされていたように思います。また、他の部署の同期と比べても、みんながやっていない課題を出されることもあり、『なんで自分だけやらなきゃいけないんだろう?』と思うことがたくさんありました」

同じ立場の人と悩みを分かち合うことができないものの、「新人だからやり直しや課題も当然のこと。気にせず頑張ろう」と思っていたなおにゃんさん。しかし、知らず知らずの内に心の負担は大きくなる一方で…。時には休むことや逃げることも必要だと教えてくれる漫画「うつ逃げ」を、今後も楽しみにしたい。

取材・文=石川知京

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