『覆面系ノイズ』作者の青年誌初連載作!「死」がテーマの新作を深堀り。SNSで「めちゃめちゃ泣いた」「鳥肌がやばい」との声
福山先生のこだわり
――福山先生の描く作品には、魅力的なキャラクターが多く登場します。今回、柊夜のビジュアル(黒髪、眼鏡、スーツなど)はどのように決定したのでしょうか?こだわりなどを教えてください。

「ありがとうございます。死、夜、法事、となったら黒髪黒縁メガネに黒スーツしかないなと即決まりました(笑)」
「聴いて受け止めるキャラなので、冷たすぎる印象にならないように、かつミステリアスにしたくて下まつげを気持ち長めに描いています」
――“死”というテーマを扱ううえで、意識したこと、気を付けたことはありますか?
「描くテーマは『死』ですが、『再生』を描くつもりで臨んでいます」
「聴けない夜は亡い」制作の裏話
――本作を描くうえで、どのような「苦労」「問題」がありましたか?
「花とゆめの連載とのスケジュール調整がなかなか大変です。本来こちらはページ数自由なので毎回60ページくらいで一気に描きたいのですが、仕方なく前後編に分けるのがいつも口惜しいです。ただ8話と9話は分けたことが功を奏した気がします」
――福山先生がもっとも影響を受けた漫画作品と、その理由を教えてください。
「いくえみ綾先生作品です。とにかくネームが巧すぎて、真似なんて絶対できない神様の中の神様です」
――気になる今後の展開について、言える範囲で教えてください。
「引き続きさまざまな依頼者の話を聴きつつ、柊夜本人の消えた夜にも徐々に迫っていきます」

「刊行ペースがとても遅いのですがお待ちいただけたら嬉しいです」
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取材協力:福山リョウコ