【漫画】アラフォーまきこの「ごゆるり家事」。簡単&美味しい炊飯器スープは野菜も肉もトロトロに
TwitterやInstagramなどで、日雇い漫画など日常の風景を発信している柿ノ種まきこさん(
@kakinotane_m
)。オフビートでゆるい空気感ながら、なぜか心に残る作風で人気を呼んでいる。自身の恋愛模様を描いた「アラサーが恋をした話」は多くの人から共感が集まった。ウォーカープラスではそんな柿ノ種さんが、日常(主に家事)を通じて感じる、何気ない喜びや驚き、発見を漫画にしてお届けする。題して「アラフォーまきこの『ごゆるり家事』」。
連載第7回となる今回は炊飯器での簡単調理の話。挑戦したことのない人はぜひやってみては?




――今回は見るからに美味しそうな野菜スープのお話でした。野菜の処理の仕方が独特(でも合理的)だと思いましたが、これはご自身で考えられたのでしょうか?
「はい。狭い賃貸のスペースでは調理スペースをほとんど作ることができず、床でやり始めたのがきっかけです。チラシを広げると、野菜の皮が散らばっても気にならないし、片付けも楽なのでたくさんの野菜を使うときは必ずこの方法で調理します」
――炊飯器での調理は簡単そうですが、なかなかやったことがない人も多いかと思います。この調理法のポイントを教えてください。
「炊飯器調理の良いところは、火加減の調節が要らず放っておけるところですね。私は料理が得意ではないので、ガス火でスープを作ると沸騰させてしまって噴きこぼすし、煮物も煮詰める過程で頃合いがわからず、焦がしてしまったりしていたんですよね。
炊飯器は、水加減(少なすぎると焦げます)を失敗しなければ、適当に作ってもしっかり火が通り味がしみることろが嬉しいです。手羽元のような火の通り加減が難しい肉もホロホロになるし、根菜類もかなり大きくカットしてもしっかりホクホクにしてくれますよ。
デメリットとしては『炊飯器に料理の匂いがうつるのが気になる』という方にはあまりおすすめしません。私は日常的に炊飯器でスープや煮物を作っていますが、その後お米を炊いてもあまり気になったことはないです(もともと大雑把だからかもしれません)」
――野菜スープのほかに炊飯器で作るおすすめの料理はありますか?
「煮物系はどれも失敗せず美味しく作れると思います。あとは、おやつにも最適な焼き芋も我が家は炊飯器で作っています。さつまいもにカップ1杯の水と少量の塩を入れ、玄米モードで炊くとねっとりした焼き芋ができるとネットで知り、やってみたら結構美味しかったので作るようになりました。お店の焼き芋とまではいきませんが、家ならこれでじゅうぶんです」
どこか丁寧な雰囲気も感じる柿ノ種さんの作品。今後もどんな「ごゆるり家事」を見せてくれるのか楽しみだ。
取材・文=山田孝一