【漫画】祖父母と見たイルミネーションが一生の思い出に…。切なくも心温まる冬の体験談
祖父が連れて行ってくれたのは、なおさんが学生時代に何度も通ったことがある小さなショッピングモール。


なおさんにとっては見慣れた景色でしたが、数年ぶりに祖父母と過ごせたこと、またきれいな景色を共有したいと思ってくれた気持ちがとてもうれしかったそうです。その時に3人で撮った写真を、フォトフレームに入れてプレゼントすると、2人は大喜び。今でも、2人の家に大切に飾られているのだそう。

それから数年後、結婚し、妊娠したなおさん。祖父母も、赤ちゃんを抱くのをとても楽しみにしていました。

しかし、赤ちゃんが生まれる1カ月前、祖父が突然体調を崩して倒れ、そのまま眠るように亡くなってしまいます。

祖父の遺影は、祖父母の意向で1年前にイルミネーション前で撮った写真を使用したのだそう。それから、毎年イルミネーションの季節になると祖父のことを思い出すというなおさん。きっと空から見守ってくれているのだと、とても温かい気持ちになるそうです。
取材協力:しばたま(@shibatamaa)