エネルギー枯渇の世界、「犬」で発電!?まさかの設定で描かれる近未来フィクションが心を掴む【作者に聞いた】

――「犬力発電」というアイデアが独創的な本作です。どんなところから生まれたのでしょうか?

「犬が発電の燃料にされているという光景を夢にみたのがきっかけです。夢の中で出てくるものは意識的に組み立てたアイデアよりユニークになりますが、実際に作品にする過程では苦労するような気がしました。このアイデアが先にあり、合いそうなテーマをよく考えて貢献というテーマを選びました」

――本作でこだわった点や、特に力を入れたシーンを教えてください。

「私は漫画歴が浅いので、作品ごとに練習テーマのようなものをなんとなく設定しており、今回それは“動物”でした。なので、犬のシロ助の作画はどのコマも資料をたくさん見てこだわって仕上げたつもりです」

「犬の塔」5ノノトト(@nono_toto_ki3)


――お2人で制作されているノノトトさんですが、編集者の指導の中で印象に残っていることはありますか?

「2人とも漫画初心者ですので、2人の中で意見交換はするものの、今回編集者の方からいただいたアドバイスはどれも目からうろこでした。特に口調などを工夫するだけでもキャラクターに色をつけられるということ、大変勉強になりました」

――最後に、漫画制作についてこれからの抱負を教えてください。

「今回で初めて30ページ超えの作品を制作してみて、審査員の方々からいただいたコメントにもあるような課題を沢山見つけることができました。これからは中・長編の作品に沢山チャレンジして、もっと魅力的なキャラクターや物語を作れるよう精進いたします」

取材協力:ノノトト / クニエ

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