「裏切るような事をしてはいけない」遊びでガラスを割ってしまった中学生を大反省させた校長先生のひと言とは?【作者に聞いた】


ーー「つばめ返しスライディング」の命名はをぎくぼ虫さんだと本作に書かれていましたが、遊び自体も、をぎくぼ虫さんが考案されたのでしょうか。

廊下をスライディングする遊びはもともと皆やっていたのですが、壁まで滑って壁を蹴るというのは自分がやり始めました。他クラスでもやる人が出るくらい流行り始めてたのですが、この事故が起きてそれから当然誰もやらなくなりました。ちなみに、中学2年の出来事です。

ーー「ガラス戸」とわかっていて突っ込んだんでしょうか。それとも、最初は壁だと思っていたらガラス戸だったのでしょうか。

ガラス戸とはわかっていたのですが、このときはハイテンションで周りにも囃し立てられてたのも重なって、いつもより勢いよく走ってしまいました。書いてある通り、滑ってる途中で速すぎると気付いたのですがあとの祭りでした…。

ーー本作で描かれた以外にも、校長先生からかけられた言葉があれば教えてください。

気を遣ってくれていたんだと思いますが、この件に関してはあまり触れずに日常生活のことなど世間話をしてくれました。本当に素敵な校長先生だったのですが、自分が卒業後少ししてご病気で亡くなったと葉書で知りました。その時の衝撃と悲しみは今でも鮮明に覚えています。


この校長先生について、「絶対に忘れられない大切な存在」とも語ってくれた、をぎくぼ虫さん。学生時代の「絶対に忘れられない」先生、皆さんにもいるだろうか。

画像提供:をぎくぼ虫(@wogikubomushi)

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