「女子高生になりたい」貧しくて学校に通えない少女に対する少年の粋な計らいに称賛の声!制作秘話を作者に聞いた
この漫画を投稿したTwitterのリプライ欄には、男子高生の感動的な行動に対して「少年の気概が本当良い」「イケメン度が高すぎる」といった声や、タイトルについても「(「シンデレラ」の和名が「灰かぶり姫」であることから)まさに…灰スクール・シンデレラってね」「名前が原作準拠なの好感」などの声が寄せられた。
そんな話題作「ハイスクール・シンデレラ」について、チャロスさんに話を聞いた。
――「おとぎ姫シリーズ」を描こうと思われたきっかけを教えてください。また、おとぎ話に出てくるお姫様…というとほかにもいますが、今回「シンデレラ」をモチーフにされた理由があれば教えてください。
図書館でおとぎ話や童話を読んでみたらハマってしまって、歴史なども調べていたら背景が意外と奥深かったので漫画にしてみたいと思うようになったのがきっかけです。なかでも「シンデレラ」は誰もが知っている話なので余計な説明描写が必要なく、学園生活に落とし込んでも表現できそうというのが1番でした。
――本作をTwitterにアップされた際に「力を込めた作品」とコメントされていましたが、注力されたところを教えてください。
4ページにまとめる必要があったので、登場人物の立ち位置と発言、コマ割りにこだわりました。
――今後、「おとぎ姫シリーズ」で描いてみたい「姫」はいますか?
赤ずきんとラプンツェル、人魚姫あたりは描いてみたいです。
――「おとぎ姫シリーズ」以外で、今後描いてみたいお話はありますか?
女怪物のメデューサが結婚相手を探す話とか、マッチ売りの少女と鬼の話とか描いてみたいなとぼんやり考えています。
短編ではあるものの、その中でシンデレラのストーリーにチャロスさんのアイデアがうまく織り込まれている「ハイスクール・シンデレラ」。同じ「おとぎ姫シリーズ」の「女子高生の白雪姫」も意外性がありおもしろいので、まだの方はぜひ読んでみて!
画像提供:チャロス(@Cha_ros)