最高賞金は有馬記念で4億円!?ウマ女が一口馬主になる話に「勉強になる」「興味深い」の声【作者に聞く】
会社勤めの傍らでイラストや漫画の仕事をしているちゃー(@tyanekosu)さん。そんなちゃーさんが、友人が経営するカフェを仕事場としていたライター職の小西秀昭(@KonySideUp)さんと出会い、生まれた作品が『競馬好きの女子が一口馬主になる話』である。

原案を小西さん、作画をちゃーさんが担当。競馬ファンでもなかなか知る機会がない“一口馬主”の実態について、実際に一口馬主として出資している小西さんの知識を元に、競馬ファンであるちゃーさんが漫画化した。毎週日曜日の最終レース後にTwitter上にアップし、読者からは「おぉ!興味深い!」「夢がある!」「これはちょっと興味ありますね!」というコメントも。競馬ファンにとって興味深い“一口馬主”を取り扱ったこの作品について2人に詳しく話を伺ってみた。

――まずは、作画担当のちゃーさんのお仕事について教えてください。
【ちゃー】以前はフリーランスとしてイラストや漫画の仕事をしておりましたが、現在は会社勤めの傍らで創作活動や絵の仕事をしています。創作活動は、日常系の話などのオリジナル作品が最近のメインです。絵の仕事は、動画用イラストやPR漫画、自治体の広報紙用イラストなど幅広く受けています。
――原案担当の小西さんのご職業についても教えてください。
【小西】フリーランスのライターとして、書籍やウェブ記事、広告制作などやっています。物語づくりも好きで、ゲームシナリオを担当したり、童話で賞をいただいたりもしました。

――ちゃーさんと小西さんのご関係は?
【ちゃー】私の友人が経営するカフェを小西さんが仕事場として使用していて、その友人の紹介で知り合いました。私がフリーランスとして駆け出しの頃だったので、先輩としていろいろとアドバイスをいただいていました。
――『競馬好きの女子が一口馬主になる話』を描こうと思ったきっかけについて詳しく教えてください。
【ちゃー】お互いに競馬が好きで、競馬の話をするようになったことがきっかけです。小西さんは一口馬主をしていて、常々その面白さを広めたいという思いがありました。その中でこの漫画(当初、媒体は漫画に限定していたわけではありませんが)の構想があり、小西さんの話を聞いておもしろそうだと思ったので描いてみました。

――作品の概要を教えてください。
【ちゃー】競馬好きの主人公・新庄加奈が一口馬主になるまでの過程を通して、一口馬主がどういう仕組みなのか、初期費用や維持費などの出費についてや、入ってくる賞金などについてを説明した内容になっています。

――小西さんは現在、エピファネイア産駒のヴェローナシチーと、ロードカナロア産駒のスピードオブライトに出資されていますが、どういう基準で馬を決めていらっしゃいますか?
【小西】予算が潤沢にあるわけではないので、あまり高額募集馬には手が出せないですね。なるべくお値頃感のある募集馬に出資するようにしています。あとは好きな牧場さんの生産馬が募集にかけられていたらなるべく出資したいなと思っています。自分はキングヘイローやアサカディフィート(ちょっとマイナーですが)という競走馬が好きで、生産牧場の協和牧場さんのファンなんです。協和牧場生産馬にはすでに3頭出資していて、自分の出資馬の中では多めです。
