「先輩ガチャ、ハズレた~」後輩の心ないひと言に傷つく同期へ何と声をかける?【作者に聞いた】
近年、「親ガチャ」など「~ガチャ」という言葉をよく聞くが、ついには「“先輩ガチャ”も…!?」と衝撃的だった本作。制作のきっかけなどを、作者のやぎ公さんに聞いてみた。
――本作を描いたきっかけを教えてください。
この漫画を投稿した少し前に、テレビで「親ガチャ」について取り上げられていまして。「家庭を職場に置き換えてみたらどうかな?」と、この漫画のネタを思いつきました。
――本作内に出てくる「先輩ガチャにハズレた」という発言は先輩が聞いてしまうと確かにショックだろうと思いますが、後輩の立場だと共感できる部分もありました。やぎ公さんも「嫌な先輩にあたってしまった」と思った経験はありますか?
勤めていたときは「◯◯ガチャ」という言葉自体ありませんでしたので、「ハズレた~」といった残念な感情はありませんでしたが、嫌な先輩とどうやって接していくか…攻略法を考えるのに必死でした。
特に、仕事中も飲み会でも、職場環境や上司の愚痴を語る先輩に辟易した記憶があります。当時「ガチャ」という言葉があったら、「この先輩、大ハズレだー!」と、心の中で叫んでいたと思います(笑)。
――本作では「先輩ガチャ」という少々辛辣な言葉は出てきましたが、一方で同期と久しぶりに飲むというシチュエーションにほっこりしました。やぎ公さんもお勤めされていた時は、同期と飲みに行ったりしましたか?
はい。飲み会を開いてくれる(お店の予約等いろいろ調整してくれる)ありがたい同期がおりまして…退職後もうれしいことに声をかけてくれてます。
親同様、上司も選べないので当たりハズレがあるのはわかるが…。皆さんも「先輩ガチャ」にハズレた経験、あるだろうか。
取材協力:やぎ公(@yagi_kou_)