ベトナムでは昼間から街中に寝ている人がたくさん!シンプルすぎる理由に心がホッとした【作者に聞く】










初日は日本の旅行会社で申し込んでいた観光ガイドに参加し、ホーチミンの名所をまわりました。もともと積極的に話しかけるタイプではないのですが、異国に来た解放感からか、自然と話すことができました。今この瞬間しか関わることのない人たちだし、何かやらかしても旅の思い出の一つだし、継続した人間関係を必要としないってすごく自然体でいられるんだなと思った体験でした。
メコン川のクルーズや養蜂場見学、巨大な蛇を首に巻いての記念撮影など、さまざまな体験のなかでもベトナム料理のおいしさが心に残っています。以前からフォーなどのベトナム料理は大好きでした。でも現地で食べたバインセオ(ベトナムのお好み焼きのようなもの)がとても美味しくて、帰国してからも忘れられず、よく食べるようになりました。B級グルメのようですが、新鮮なエビがたくさん入っていて、とても美味しかったです。食べたことない方は、機会があればぜひ味わってみてください!
またベトナムの街なかで、昼間から寝ている人をよく見かけました。ガイドに「なんでベトナムの人ってあんなに寝てるんですか?」と聞いてみると、「眠いからだヨー」とまさかの答えでした。一概には言えないかもしれませんが、自分が見た限りだと、ベトナムの人たちはすごくおおらかだなぁと思いました。バイクの上だったり、店番をしながらだったり、本当にどこでも寝ているんですよね。今はどうなっているかわかりませんが、街なかにハンモックが吊るされていて、昼間からのんびりしている人たちを見ると、心がホッとした記憶があります。
気ままに市場へ行き、好きなだけサイゴン川を眺め、「自由だ…」と感じるなおにゃんさん。さらなる気づきを得る彼女の今後を、楽しみにしてほしい。
取材・文=石川知京