【漫画】小鳥は飼育しやすい?「思っていたのと違う」とならないために知っておきたい知識を、鳥専門の獣医師に聞いてみた
共に暮らすためにはより良い環境づくりが重要
第1回の今回は、お迎え前の心構えについて。小鳥は手軽に飼えそうなイメージもあるが、「鳴き声が大きい」「問題行動を起こすためトレーニングが必要」といったケースもあり、「思っていたのとは違う」との理由から、手放してしまう人もいるのだとか。このような悲しい出来事が起きないためにまず知っておきたいことを、寄崎先生に聞いてみた。



「鳥さんの魅力とは、一体どのようなところでしょう?『見た目やしぐさがかわいい』『感情豊かで人と心を通わせることができる』『言葉を真似したり、歌を歌ったり、音声でコニュニケーションをとることができる』などなど。近年ではYouTubeやTwitterに多くの動画がアップロードされ、鳥さんの魅力をそこで知る方も多いでしょう。私自身としては体のつくりのすばらしさも、心を奪われるポイントのひとつです。空を飛ぶための美しい翼をもち、哺乳類にはない翼を動かすための効率的なシステムを持っています。このように、魅力をあげだすとキリがありません。
しかし、おうちにお迎えする場合、いろいろなことに気をつけてあげなければなりません。人と鳥とは違う生き物であるがゆえ、一緒に住むにはその違いを理解したうえで、よりよい環境を作ってあげなければいけないのです。
この連載では、これから鳥さんをお迎えしたいと考えている方に知っておいてほしい知識や、すでに飼われている方がより深く鳥さんのことを理解するためのアドバイスなど、一緒に楽しく暮らすうえで必要なことを、小鳥病院の獣医師としてわかりやすくお届けします。かわいい漫画と共に、楽しく鳥さんのことを理解していきましょう!」