メロンソーダ色に染まったジンベエザメ!?遊び心満載の癒やし系キャラが誕生したきっかけとは【作者に聞く】
サクランボを頭に乗せ、優しい笑顔がかわいい「メロンソーダじんべえざめ」。イラストレーターの湊谷鈴(
@siratamairipafe
)さんが描いたキャラクターだ。湊谷さんの生み出す淡い色使いと癒やされる表情のキャラクターたちは、グッズやクレーンゲームの景品になるなど、人気を集めている。
Twitterにはイラストをはじめ漫画も投稿している湊谷さんに、キャラクターが生まれるきっかけや、作品に対するこだわりなどを聞いてみた。

メロンソーダを飲んでメロンソーダ色になったジンベエザメ!?誕生のきっかけとは
北海道帯広市出身の湊谷さんは、幼いころからゆるキャラが大好きだったという。絵を描き始めた原点について聞いてみた。
「幼いころ住んでいた場所は田舎で、娯楽といえば本屋さんしかありませんでした。でもそこのキャラクターグッズコーナーでシールを眺めるのが大好きだったんです。憧れはサンエックスやサンリオで、真似して絵を描くところから始まりました。ときには道端に石で絵を描いていたこともあり、絵本や漫画もそのころから描いていましたね」


湊谷さんの代表作のひとつである「メロンソーダじんべえざめ」。メロンソーダを飲んで体の色がエメラルドグリーンになった、不思議な生き物だ。これはどのように誕生したのだろうか。
「私の好物がメロンソーダなのと、海の生き物が大好きなことから生まれたキャラクターです。メロンソーダを飲んでいるときにテレビでジンベエザメ特集をやっていて、ジンベエザメの斑点とメロンソーダのしゅわしゅわが頭の中で重なったことから誕生しました」


他にも、前向キウイやフタバサウルスなどたくさんの愛らしいゆるキャラを生み出している湊谷さん。食べ物と動物を組み合わせたり、ダジャレでくすっと笑えたり。漫画はちょっぴりシュールな展開もおもしろい。遊び心満載のアイデアは、自然体の湊谷さんから生まれているという。
「アイデアはぼーっとしているとき天から降りてきます(笑)。母親や姉が天然でおもしろく、素敵なことをたくさん言うので、そこから来ているネタもあります。昔から人を笑わせることが大好きなので、アイデアがひらめかないときには言葉遊びをしながら考えることも。最近は図鑑を読むことにはまっています。図鑑もネタの宝庫です」

