「責任感が強い」「面倒見がいい」の一方「マザコン」の声も!「長男」に対するイメージが世代・性別によってギャップあり!?【作者に聞いた】
2021年4月の退職をきっかけに、Twitterに漫画を投稿し始めたやぎ公(@yagi_kou_)さん。30年間勤めた職場での経験などをもとに描く「ネコ谷さんは会社員」は、ふつうの会社員・ネコ谷さんや、現代っ子の憎めない後輩・チュー尊寺君など、個性豊かなキャラクターが繰り広げる、意外とリアルな会社員生活を描いた漫画として注目を浴びている。

今回は、長期休暇から復帰したネコ谷さんを描いた漫画を紹介するとともに、作者のやぎ公さんに本作を描いたきっかけなどを伺った。
お母さんの体調不良で、しばらく会社を休んでいたネコ谷さん。久々の出社に、イヌ川課長は「おかえり~」と温かく迎えてくれた。

「お母さんの病状は?」と心配する課長に、ネコ谷さんは「だいぶ落ち着いてきているのですが…」と何か言いたげ。

実は、「飲食店をしたい」という夢のために以前、早期退職を会社に相談していたネコ谷さん。だけど今回のことで、「これからの治療費のこととかを考えますと…自分の夢を叶えることだけを考えて早期退職していいものかと…」と悩んでいる様子。

それを聞いた課長は、「まだ後任決まっていないから、今日人事に相談に行こうか」と提案してくれ、ネコ谷さんは少しほっとしたような表情に。

そしてその日の夜は、ネコ谷さんの復帰を祝して課で宴会へ。みんなにも「おかえり~」と言ってもらえたネコ谷さん。

課長同様、「お母さま心配だねぇ」と気にかけてくれるみんなに、「今回、母が倒れたことで、親や実家の今後のことを長男としてちゃんと考える機会になった」と胸の内を明かしたネコ谷さん。


その話から今回初めて、ネコ谷さんが長男だということを知った一同は、それぞれがネコ谷さんに抱いていた印象から「確かに長男ぽい」と納得したのだが、チュー尊寺君だけ何だかちょっと変なイメージを持っていて…?
