恋愛経験0のまま30代に突入。彼氏の有無を聞かれる度に「性交渉の経験がない」と言っているようで気まずい…【作者に聞いた】

恋愛していない自分は「世の中の普通」ではない…?

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-4

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-5

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-6

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-7

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-8

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-9

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-10

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-11

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-12

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-13

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-14

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第2話-15

以前漫画の執筆について、「当時の気持ちを思い出しながら描いているので、度々『ウッ…!』となる」と言っていたみくるべさん。今回のエピソードで特にウッ…となったのはどの部分か聞いてみた。

「職場の人に『彼氏いないの?』と聞かれたときです。恋愛したことがない=性交渉の経験がないと言っているようで、気まずかったです」

仕事をするうえで恋愛事情は関係ないにも関わらず、あいさつ代わりに首を突っ込んでくる姿勢には確かにモヤモヤを感じてしまう。当時の心境をより詳しく教えてくれた。

「自分の恋愛事情を聞かれる気まずさと、 そもそも人の恋愛話にも興味がわかなくて、居心地が悪かったです。会社に入ってから、恋愛トークが好きな人がたくさんいるのだと実感しました。 恋人がいないことが少数派の部署だったため、恋愛していない自分は『世の中の普通』ではないのだと徐々に思うようになりました」

みくるべさんは中高大が女子高で、そもそも男の人とどう喋ったらいいかわからなかったそう。

「『男性だ!』と変に意識してしまって、緊張していました。周りはどんどん性別関係なく仲良くなっているのに、共通の話題もなければ仲良くなる方法もわからなくて…。でも男性だと特に意識してしまいますが、人と話すときはどんな場面でも緊張してしまいます。『何を話そう?』と先に考えすぎて、後でどっと疲れたり。考えなくてもいいことをずっと考えて自滅するタイプです(笑)」

「人生恋愛だけじゃない!」と趣味に没頭した結果、SNSに届いた一通のリプライ。これがのちに付き合いフラれる彼との出会いだった。当時の喜びも悲しみも丸ごと描くみくるべさんの漫画を、今後も楽しみにしてほしい。

取材・文=石川知京

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