鏡から手が…!?引きずりこまれる“先生”を救えるか?最後2コマで血の気が引く急展開が…!!【作者に聞く】
――SNSで期間限定公開中の本作品「鏡はコワくない」にはさまざまな感想が寄せられていますね。
園児にちょっと感じの悪い「メロ先生」の運命に対して、「スッキリした!」という意見と「かわいそう…」という意見のざっくり二通りの真逆の感想が届いています。普段いろいろな感想を頂戴しますが、読む人のそれまでの出会いや経験で抱く印象が異なる話になっていたようで盛り上がってくれてうれしかったです。あと、「〇〇が××になってる!」というコメントがとても多かったので、「みんな、答え合わせしてくれてありがとう」と思っていました。それを読んで見落としてた人も再度読んでくれて…計画通りでした(笑)。

――2023年5月に「カヤちゃんはコワくない」第3巻が発売されましたね。見どころについて教えてください。
幼稚園児の「カヤちゃん」が悪い霊を物理でワンパンする「うわようじょつよい」系コメディホラー漫画…という触書きでスタートしましたが、現在はさまざまな謎や因縁がじわじわと日常に滲み出してる段階です。そういった考察がお好きな方にもきっと楽しんでいただける作品となっておりますので、「鏡はコワくない」を読んで興味を持たれた方は、ぜひ単行本も手に取っていただければと思います。

「カヤちゃんはコワくない」は、現在「くらげバンチ」(新潮社)にて連載中。1話ずつ完結となっていて読みやすいので、蒸し暑い夏の夜に、最強の幼稚園児が活躍する一風変わったホラー漫画で涼んでみるのはいかがだろうか?
取材協力:百合太郎/新潮社