個人サイトの「キリ番」に憧れるも自爆!かくなるうえは自演!?平成時代のオタク文化が恥ずかしくも懐かしい【作者に聞いた】







1番古いオタク活動が「自作HP」だった
まずは、えるぽぴさんのプロフィールをご紹介。
「普段は鳥専門のペットショップで働いています。そして絵日記ブログを描きながらオタク活動をしている、イラストレーターです!」
普段は職場のことやペットのインコなど、鳥に関連した漫画の投稿をメインとしているえるぽぴさん。が、今回の連載のテーマはまさかの「黒歴史」。打診された当初は、正直どんな気持ちだったのだろう。
「『連載だ!やったー!!鳥関連の漫画かな?え…?黒歴史…!?』と困惑しましたが、すぐに奮い立ちました…。黒歴史は山ほどあるので…(笑)」
記念すべき初回を「個人サイト」の話にした理由を聞いてみた。
「私の黒歴史、もといオタクルーツを辿ると、1番古いオタク活動が自作HPだったんです。なのでまずはそこから私を知ってもらえたらと思い、描きました」
当時を思い出しながら漫画を描くことについて、「恥ずかしさと懐かしさで脳が活性化しました!」とえるぽぴさん。読者へのメッセージと、今後どのような連載にしたいのか展望を語ってくれた。
「読んでいただきありがとうございます!これからどんどん私の黒歴史で、ムズムズした気持ちになって頂ければ幸いです。多くの人の古傷をえぐり、知らない人には笑い飛ばしてもらえる…。そんな楽しい連載にしたいです!」
同じような経験を持つ人にとっては叫び出したいほど恥ずかしく、平成のオタク文化を知らない世代にとっては新鮮に映るであろう、えるぽぴさんの黒歴史漫画。今後も闇に葬られし記憶の数々を描いていく予定なので、心待ちにしてほしい。
取材・文=石川知京