スーパーで走り回る子供を追いかけてヘトヘトに…1年後、手をつないでくれる息子に成長を実感【漫画の作者に聞く】
それから1年。リュウくんは少しずつ「人についていく」ことを覚え始めた。気づいたきっかけは、まるさんの友人の一言。






ママの居場所を確認し、まるさんと手をつなぎたがるようになったリュウくん。まるさんはスーパーで逃げ回ったころのリュウくんを思い出し、成長を実感する。
自分の思い通りに動けないことが、こんなにストレスになるとは
「そもそも初めての育児でもあったこともあり、幼い息子との買い物には苦労しました。自分の思い通りに動けないことがこんなにストレスになるんだなと、とてもイライラして疲れていました。今も当時よりはついてくるようにはなりましたが、場所や日によってはいなくなることも多いです。今日も切符を買っている隙にどこかへ行ってしまい慌てて探したら、すごく遠くの方を一人で楽しく徘徊しているのを見つけて、走って追いかけました…」
ちょうどこの漫画を描いていたときは、落ち着いてついてくることが多かったそうだが、「最近またフラフラすることが復活しています(笑)。とはいえ、いつも買い物へ行くスーパーだと、息子も『お菓子コーナーはここ!』『ジュースはここ!』ということがわかるようになって、見失ってもだいたいその場所にいてくれるようになりました。前ほど焦ることがなくなったおかげで、落ち着いたと感じているのかも」
そんなリュウ君が、最近は手をつないでくるように。「興味があるものを見ると走って行っちゃうこともありますが、基本的に道を歩くときだけはしっかりと手をつないでくれます。車道への飛び出しや迷子になるといった心配が減ったのが、素直にうれしいです!」
こんな些細な仕草にも、リュウくんの成長が感じられて微笑ましい。
