眼球を摘出して手術する場合も…精密検査で知った“鼻腔ガン”に潜むリスク【作者に聞く】




不安に苛まれる中、家族の支えが心の支えに
何もかも不安な状況でしたが、専門知識がある義理の両親が支えになってくれました。夫のほうの親類縁者は医療関係の仕事についている人が多いのですが、お義父さんは特に心配して毎回のように付き添ってくれました。これから受ける治療がどういうものなのか、一般的な治療なのか最先端の治療なのか、などを説明してくれて、本当に心強かったです。お義父さんも、義理のお兄さんとお姉さんも、お仕事の関係を駆使して情報収集してくださり、今でも拝みたいレベルで感謝しています。










くしゃみを我慢するたびに、鼻の中で包帯がグイグイ下に降りてくる感覚があって、かなり焦りました。包帯が飛び出たときは、痛みよりむしろ「やってしまった!」という気持ちが上回りましたね。その後もボタボタボタボタ〜と血が止まらなくて焦り、もう自分の体よりも「お店のトイレを汚してしまった。キレイにしないと!」とやたらトイレを拭くことばかり気にしてました。「焦って空回りし過ぎやろ!」と、あの時の自分に突っ込んでやりたいです(笑)
がんの当事者になった時のために読んでおきたい
がんとの闘病生活のリアルを知ることができる「鼻腔ガンになった話」。誰もが”がんサバイバー”の当事者となる可能性がある今、ぜひ読んでおきたい作品だ。
