高校デビューを決意!推しを参考にイカついゴーグル×制服で華麗に登校したものの、誰からも突っ込まれない…!【作者に聞いた】
推しの概念をいつでも身に付けていたかった…!
通常高校デビューといえば、憧れのファッションモデルを真似して髪を染めたりメイクをしたりという方向にいきそうだが、一筋縄ではいかないのがえるぽぴさんだ。当時ハマっていたゲームのキャラを参考に、イカついゴーグルを制服に合わせることを思いつく。当時の心境を聞いてみた。
「推しの概念をいつでも身に付けていたいという欲求が悪い方に働いてしまったのだと思います!何故か個性的でイケてると思ってしまいました……」




ネットで手に入れたゴーグルを首からさげ、意気揚々と入学式に臨んだえるぽぴさん。その後もゴーグルをつけ続けて登校したものの、誰からも何も言われなかったため3日で外したそう。その後同級生から、「最初ゴーグルつけてたよね!?」などのツッコミはあったのだろうか。
「一度もありませんでした!ゴーグルしてた奴として認知されていなかったのか、触れてはいけないと思われていたのか……。どちらにしても当時イジられなかったのはありがたいです!当時の精神力では黒歴史の瘴気に耐えきれなかったと思うので…」





ちなみにこの当時、オシャレへの意識は芽生えていたと振り返る。
「新しい環境で外見も気にするようになり、闇の中学生時代に比べたらだいぶオシャレ意識は高まっていたと思います!」
かっこよく見られたいという願望から、華麗なる高校デビューを果たしたえるぽぴさん。そして新たな環境でできた友人とともに、さらなるオタクの深淵へと足を踏み入れてゆく…。今後も闇に葬られし黒歴史の数々を描いていく予定なので、楽しみにしてほしい。
取材・文=石川知京