年収3000万円の男性と結婚し、待望の娘が誕生。しかし愛する娘の顔はかわいくなくて…!?【作者に聞く】
生まれてきた娘は、誰よりも愛おしくてかわいい。でも娘の“顔”はかわいくなかった…。漫画「私の娘は可愛くない」は、子供の外見に悩む親を描いた神谷もち(
@mochidosukoi
)さんの作品。今回は漫画の第1話を紹介するとともに、神谷さんに漫画に込めたメッセージや、反響に対する思いを聞いた。

理想の生活を手に入れたものの、生まれた娘は外見がかわいくない…
主人公のゆうみは、田舎から都会へ出てきてキャバ嬢となる。ダイエットや美容の努力を重ね、年収3000万円の夫と結婚。夫は見た目とセンスは最悪でも、優しい性格。ゆうみは満足のいく生活を手に入れ、その後女の子を出産する。しかし生まれた娘の顔は父親似でかわいくない。やがて子供の外見は、ゆうみを悩ませ始め…。

自身も一児の母であり、育児をしながらイラストや漫画を描いている神谷もちさん。今回の漫画を描こうと思ったきっかけは何だったのだろうか。
「暗い話が続いていたので、たまにはハッピーエンドのお話を描きたいと思ったのがきっかけです」

「子供がかわいくない」と聞くと、「親なのに」「子供がかわいそう」と感じるかもしれない。しかし、ゆうみが心配するのは、外見が良くないことでこれから娘が辛い経験をするかもしれないという現実だ。漫画のなかでゆうみが「かわいくない女の人生はハードモード」という言葉とともに語る内容には、多くの共感が寄せられる。読者の反応にはどう感じているのだろうか。
「子供の顔の良し悪しについて言及するのはバッシングが多いのでは?と思っていたので意外でした。女性の読者が多いので、きっとみんな少なからず容姿で差別を受けたり嫌な思いをしたりしたことがあるのだな…と、女性の現実を垣間見た気がしました」

