日常会話の途中で突然ムラムラスイッチが入る彼氏に困惑!「今日も寝るのが1時間遅くなる…」【作者に聞いた】

遠距離恋愛が始まると同時にコロナが流行。会えないなか頻発する「すけべ通話」がしんどい…!

1年以上片思いしていたケンジ君とようやく恋人になれた喜びに浸る間もなく、車の助手席には明らかに女性物と思われるネックレスが。このときの率直な気持ちを教えてくれた。

「一瞬頭が真っ白になりました。見て見ぬふりができない性格なので、もうストレートにいったれ!と 、その後どういう空気になるかも想像しないまま『これ、誰の?』と聞いてしまいました」

結局ネックレスは誰のものかわからずモヤモヤしていたら、世界中でコロナが大流行。遠距離恋愛がはじまったと同時に、通話だけの関係になってしまったそう。会えない分、頻繁に「すけべ通話」が起こるようになってしまったが、みくるべさんはこれがあまり好きではなかったと振り返る。

「普通の会話の途中でいきなり相手のスイッチが入るので、突然そういう気持ちに持っていけないところが大変でした。そしてそういう流れになると、『ああ、今日も寝るのが1時間遅くなるのか』と思ってしまって。今考えると私も冷たいですね…」

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第9話-3

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第9話-4

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第9話-5

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第9話-6


なお苦手なすけべ通話は、演技をして乗り切っていたそう。

「嫌われたくない、捨てられたくないという気持ちが大きかったです。それ以外は相性がよくて運命の人だと思い込んでいたので、演技をしながら我慢すれば上手くいくと勘違いしていました。でも今思うと我慢するまでもなく、何一つ相性よくないじゃんと思います(笑)」

演技もしていたが寝不足なこともあり、ちょっと回数を減らしてほしいとお願いしてみたみくるべさん。しかしケンジ君は付き合ううえで、ときには我慢も譲歩も必要だと答える。これまでケンジ君のペースにみくるべさんが巻き込まれていたように見受けられるが、彼はどのような点を我慢していたのだろう。

「私は不満を感じるたびにメンタルが落ちてしまっていたので、『言ってることが毎回ちがう』と呆れられていました。付き合う前、心配してほしいと出会い系に登録して相手を試すこともするメンヘラだったので、ケンジ君も大変だったと思います…」

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第9話-11

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」第9話-12


ケンジ君の言葉から「恋人は我慢する関係」だと知り、衝撃を受けるみくるべさん。初めての恋の行方はどうなるのか、当時の思いを赤裸々に描くみくるべさんの漫画を今後も楽しみにしてほしい。

取材・文=石川知京

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