限界寸前の会社員の前に現れた救世主は…大切にしていた“ぬいぐるみ”!?これって幻覚?幻聴?【作者に聞く】


――この物語が誕生したのは、いつごろですか?
16歳のとき、運良く雑誌でデビューできたのですが、その後、ネームがなかなか通らず、漫画を描けなくなってしまいました。社会人になった後もほとんど漫画を描けていなかったのですが、2021年に漫画のオンライン講座を受講したことをきっかけに、再び漫画を描き始めました。講座の卒業制作が上手く進まず、気分を変えていつか描きたいと思っていたぬいぐるみの漫画を描いてみると、自分でも驚くくらい筆が乗って完成できたのがこの物語なんです。

――そうだったのですね。中恭さんご自身の、ぬいぐるみとの思い出を教えてください。
いつも一緒にいるので特別な思い出を改めて聞かれると難しいですね…。一人暮らしを始めたてでいろいろ重なって追い込まれていた時期は、相棒のぬいぐるみを抱いて、泣いていたときもありました(笑)。この子がいなければ当時は乗り越えられなかったと思います。


あなたが大切にしているぬいぐるみとの思い出は何ですか?