街中が血だらけに?エジプトの祝祭日、知られざるその実態とは【作者に聞いた】
海外に移住しオカリナのオンラインレッスンを行いつつ、X(旧Twitter)で漫画を発信しているオカリナ講師のジャスティン(
@Justin_ocarina
)さん。自身をキーウィ(ニュージーランド固有の鳥)のキャラクターとして描いた、ゆるくてかわいい世界観に病みつきになる読者が増えている。
ウォーカープラスでは、ジャスティンさんの海外での日常を描いた「月収5万エジプト在住 まあ死なんやろ日記」の連載を連載中。第7回となる今回は、エジプトの祝祭日にまつわるお話。エジプトの断食(ラマダン)やクリスマスなどについてインタビューを交えながら紹介する。


“一生懸命かつ適当”な国民性がわかる祝祭日の過ごし方
――今回はエジプトの「断食(ラマダン)」や「犠牲祭」など、行事にまつわるお話です。ラマダンについて最も印象的だった瞬間や出来事を教えてください。
とある夕方バスに乗っていたところ、高速の出口で着ぐるみを着た人が車道に飛び出してきて道を塞ぎました。当然バスは急ブレーキで止まりました。新手のテロかと思いましたが、なんとペットボトルの水を配るという善行をするためだったようです。窓からこちらに水を投げ込んで来ました。ちょっとウケましたが、わざわざ高速から走って来る車止めんでも…。
――イスラム教徒ではないエジプト在住の人々はラマダンの時期はどのように過ごしているのでしょうか?普段と違うことがあれば教えてください。
ほとんど普通に過ごせています。地元のいつも使う店が閉まるときや開店時間が変わるときは、別の店に行ったり行く時間を調整したります。もちろん事前告知などないので困ることもあるのですが、大抵どこか別のところが開いているので大丈夫です。ただ、皆が断食を終えて食事を始める夜の19時はほとんどのサービスがストップしますし、皆18時頃からそわそわし始めるので、この時間は避けるようにします。ちょうど19時前にUberなどを使わなければならないときはちょっと困ります。

