「セクハラはされるうちが華」社内全員がパワハラ上司の味方…母親にも拒絶され、追い詰められた先に待っていたのは【作者に聞く】




――「空気を読め」と圧をかけてきた男性社員に恐怖を感じました。この時助けてくれるような人はひとりもいなかったのでしょうか。
ひとりもいませんでした。この会社がおかしいと思っていた人たちは、すぐに辞めていっていたので…。当時の社員たちにとっては、ハラスメント被害者が居ようと、空気を読んだり、その場のノリのほうが大事だったのでしょうね。




――嫌田さんに逆らえず苦しい思いをしている当時のご自身に言葉をかけるなら、なんと伝えてあげたいですか?
「その会社辞めたって人生何とかなるよ!大丈夫!まずは逃げてからいろいろ考えよう!」と言いたいです。当時は辞めてこの先どうする…ばかり考え、逃げれなかったので。
希望に満ちあふれていた新卒社会人が、過酷すぎる会社のパワハラで「人生が狂っていく」過程を描いた
「人生崩壊 会社ぐるみのいじめで苦手な人と無理やり付き合わされました」
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取材・文=濱田瑠奈