息子が生まれ、笑うようになった大家さん。「本来の人柄を知り、本当のおじいちゃんのような存在に」【作者に聞く】
息子を通じて大家さんの本来の人柄を知った
当初はニコリともしない様子に「気難しそう」と感じていたが、ハムソー君を見るたびに笑ってくれるように。ここから大家さんとの交流がさらに深まり、印象や関係性にも変化が。
「夫婦2人の時もお野菜をくださって優しくしていただきましたが、ハムソーが生まれてからはお話する機会も増えましたので、本来のお人柄を知るようになりました。ハムソーにとって本当のおじいちゃんのような存在でしたね」




ちなみにハムソー君は人見知りすることなく、最初から大家さんに懐いていたのだろうか。
「特に人見知りもなく慣れていったのですが、あの頃はコロナ禍でステイホームの意識が強く、会えない日が続いてしまい、大家さんの顔を忘れることもありました。そうなると少し人見知りが出るものの、段々と認知が深まっていきました」








息子のハムソー君が生まれてから大家さんとの交流が深まり、かけがえのない大切な思い出がどんどん増えることに。読めば優しい気持ちになれる表題のエピソードやSNSで好評だった家族の話、ほかでは読めない描き下ろしも多数収録した電子書籍
「大家さんとハムソー」
は、各電子ストアにて配信中。
取材・文=石川知京