「いじめのつもりはなかった」パワハラ上司から謝罪を受けるが…見苦しい言い訳、責任転嫁の嵐に怒りが止まらない【作者に聞く】
――新卒で入った会社で、まさか2社連続パワハラにあうなんて。
憧れの業界に新卒入社し、胸躍らせてスタートした社会人生活。しかし、待っていたのは…壮絶なパワハラ地獄だった…。
自身のリアル体験談を漫画にして発信している
尾持トモ
さんの初書籍
「人生崩壊~会社ぐるみのいじめで苦手な人と無理やり付き合わされました』
が発売。ウォーカープラスでは、
「人生崩壊~会社ぐるみのいじめで苦手な人と無理やり付き合わされました』
の中から一部を抜粋して著者コメントと合わせてお届けする。
社内ぐるみのいじめ、罵声を浴びる日々…、苦手な人と無理矢理交際関係に。休職しても、適応障害になっても、辛い日常に終わりはない。嘘みたいだけど、嘘じゃない。リアル体験記。
第9回は、セクハラ・パワハラが蔓延するブラックな職場をついに辞めることに(隔週火曜日18時更新)。




――社員たちが行ってきたいじめの数々について、もっとエピソードがあったと作中で語られていました。できる範囲でいくつか教えてください。
たくさんありますが、たとえば…嫌田さんと二人きりでいるところやデートへ行くところを隠し撮りして、その隠し撮り写真を社員数人で見てクスクス笑ってきたり…私と嫌田さんが「どこまでやった」など嘘のうわさを流して楽しんでいたり…です。
仕事の話を無視するなどの、業務に直接支障が出るようないじめはなかったのですが、仕事と関係ないところでこういったいじめがありました。思い出すだけで胃が痛いです…。





――部下たちが「嫌田さんが可哀想で彼女作りに協力した」と述べていましたが、部下たちの意思で勝手に尾持さんと嫌田さんの間を取り持とうとしてきたということですか?
嫌田さんが部下たちにお願いしていた部分もあれば、嫌田さんに忖度して部下たちが勝手にやっていた部分もあります。

