春になると毎年思い出す大家さんとのお花見。「お庭の桜を見ながら食べた豪華なお弁当は、特別な思い出」【作者に聞く】
手描きの絵をあしらうというアイデアは、お絵描きしている息子を見て閃いた
ハムソー君のことが大好きな大家さんにとって手描きの絵をあしらったお土産は、これ以上の品はないほどうれしかったことだろう。このアイデアはどうやって思いついたのか聞いてみた。
「『何かに包んだほうがいいのでは…?』と夫婦で話しているときに、ちょうどハムソーがお絵描きをしていたので閃きました」
もしゃもぅさん同様、ハムソー君もお絵描きが好きなのだろうか。
「遊びは電車が1番なので熱心にお絵描きをしている訳ではありませんが、時々楽しんでいます。この間は『ママみたいにうまく描けない〜!』と怒っていました(笑)」
毎年桜の季節になると、大家さんとお花見したこの日のことを思い出すという。
「毎年家族でお花見をしているので、その時に必ず思い出します。大家さんのお庭の小さな桜の木とその下の花々を見ながら食べた豪華なお弁当は、特別な思い出です」
ハムソー君のことが大好きな大家さんと、大家さんに心を開いたハムソー君。2人の交流にほっこりする表題のエピソードやSNSで好評だった家族の話、ほかでは読めない描き下ろしも多数収録した電子書籍
「大家さんとハムソー」
は、各電子ストアにて配信中。
取材・文=石川知京