中学生オタクが憧れの執事喫茶に初挑戦!上品な空間と顔の良い執事にドキドキ。しかしメニュー表を開くと…紅茶が1500円!?【作者に聞いた】







執事を題材にした作品の影響で、執事に関心があった
執事喫茶の思い出は鉄板の黒歴史ネタなので、絶対に描こうと思ってました。あと、そろそろ普通に美男美女を描きたかったんです。
メイド喫茶が全盛期の2000年代でしたが、当時執事を題材にした漫画作品が流行っていたこともあり、執事に対する関心が高かったです……!それと執事喫茶は当時このお店しか無かったので、新鮮さもありました!
まず待ち合わせ場所にあらわれたハルミさんのロリータファッションに、「かわいい!!」と心を奪われましたね。私は当時、謎の英語が書かれたシャツにやたらポケットの多いズボンをあわせるのが「バリクソ洒落てる」と思っていたものの、ハルミさんと並ぶ自身の姿を見て「隣に並んでいい格好じゃねぇな!?」と感じました。
本物のオシャレな人と並ぶと気後れをする感覚はありましたが、それでもまだイケてると思っていたので、この「バリクソ洒落てる」と思っていたファッションを卒業するまでは、まだしばらく時間がかかります……(笑)
目の前の美男美女と漫画のような世界観にテンション上がりっぱなしのえるぽぴさん。意を決して注文すべくメニュー表を開くと、飛び込んできたのは「紅茶1500円」の文字だった。果たして所持金2000円の中学生に注文できるメニューはあるのだろうか…!?後半もお楽しみに!
取材・文=石川知京