【ウメハラ参戦!】「SFL2024 」に格ゲー界のリビングレジェンド・梅原大吾選手が参加、Saishunkan Sol 熊本へ加入
カプコンが主催する格闘ゲーム「ストリートファイター」の公式リーグ戦「ストリートファイターリーグ」。2024年7月から開催する「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」にて、プロ格闘ゲーマーのウメハラ選手がSaishunkan Sol 熊本に加入し参戦することがわかった。
ウメハラ選手のメッセージ
「今年は、Saishunkan Sol 熊本からSFLに出場することになりました。とても強いチームだと思うので、すごく楽しみです。これまでのSFLの成績は3位が一番よい成績だったと思うんですけど、今年は優勝するべく死ぬ気で努力をして結果を出したいなと思っているので、応援よろしくお願いします」
※【公式】Saishunkan Sol 熊本 from 再春館システムのXより抜粋
【Saishunkan Sol 熊本】Pro-JP 2024メンバー決定
・ネモ選手
・ひぐち選手
・ウメハラ選手
・ふ~ど選手
■“背水の逆転劇”をはじめ数々の伝説を誇る、格ゲー界のリビングレジェンド
ウメハラ選手は数々の2D格闘ゲーム大会での優勝歴を誇り、2010年からはプロゲーマーとして活動する、日本の格ゲーe-Sports選手の草分け的存在。
「ストリートファイター」シリーズでは、アメリカの格闘ゲーム世界大会「EVO 2004」の「ストリートファイターIII 3rd STRIKE」部門・準決勝にて、KO寸前の体力ゲージからジャスティン・ウォン選手の猛攻をしのぎ切り逆転勝利を遂げた“背水の逆転劇”が今でも語り草になっているほか、EVO2010、2011では「ストリートファイターIV」部門で2年連続の優勝を達成した。
世界一有名な格ゲー動画「EVO 2004」背水の逆転劇
2010年8月に「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネス世界記録に認定され、国内のみならず海外でも“The Beast”の異名で知られる、格闘ゲーム史における伝説的なプレイヤーだ。
2023シーズンは不参加だったSFL。近年は大会主催や企画運営にも力を注ぐ
ストリートファイターリーグでは2019年の「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」から「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022」まで参戦を続けていたウメハラ選手だが、競技タイトルが「ストリートファイターV」からシリーズ最新作「ストリートファイター6」(以下、スト6)に変更された「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」では不参加。
2023年はオーディション企画「俺を獲れ」やスト6でのトーナメント戦「俺を獲れトーナメント」を主催。2024年3月には東京たま未来メッセでスト6のオフライン大会「Beast Cup Tokyo」を開催するなど、スト6や格闘ゲーム界を盛り上げる取り組みに精力的だった一方、2024年4月の「EVO Japan 2024」ではスト6部門にエントリーするなど現役のトッププレイヤーとしてさまざまな大会に参加を続けていた。
2024シーズンは「2ディビジョン制」に
シリーズ最新作「スト6」での開催となった昨シーズンは、チーム数の増加や「2ステージ制」の導入など新たな取り組みを導入し史上初の100万回再生を達成。
2024シーズンは、「Crazy Raccoon」「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」「Yogibo REJECT」の3チームを加えた計12チームが新たに参加。史上最多12チームによる「2ディビジョン制」により日本最強の座をかけて苛烈なリーグ戦に行う。
各ディビジョンの上位チームは、決勝となる「プレイオフ・グランドファイナル」に進出。賞金と日本最強を懸けた戦いに挑む。
さらに優勝チームには、両国国技館での開催が告知された「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ」への出場権が与えられ、アメリカ、ヨーロッパの代表と世界最強チームの座をめぐる。
ウメハラ選手が加入チームする「Saishunkan Sol 熊本」は?
満を持してリーグに復活参戦を遂げることとなったウメハラ選手。今シーズン所属する「Saishunkan Sol 熊本」は、2021年に誕生した再春館システム株式会社が運営するeスポーツチームだ。
「ストリートファイターリーグ: ProJP 2022」では参戦2シーズン目にして準優勝、タイトルがスト6に移行した2023シーズンも3位と優勝をうかがう新進の強豪チーム。ウメハラ選手に加え、昨シーズンはグランドファイナルまで勝ち進んだDetonatioN FocusMeからふ~ど選手が移籍。引き続き所属するネモ選手、ひぐち選手とともに4名の選手が優勝を目指す。